難病告白「ニャンちゅう」声優・津久井教生に、日高のり子、山口勝平ら声優仲間が続々エールの画像
※画像は津久井教生のオフィシャルブログ『きょうせいのブログ』より

 10月1日、NHK Eテレの人気キャラクター「ニャンちゅう」の声を務める声優の津久井教生(58)が「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と診断されたことを明かした。

 津久井は同日の自身のブログの中で、「『筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)・ALS』と診断されました」と告白。続けて「症状も個人差が激しく、かなりきつい病気ですが……なんと今のところ『声』だけは無事の状態でいます」「自力で歩くことが難しく、ダブル杖と車椅子での移動となっていますが、それ以外は結構元気です」と、現在の状況をつづった。

 そして3日にも「皆さんに聞いてほしいこと」というタイトルでブログを更新。津久井は「この病気の特性で言うと……『今が一番元気である』とも言えるのです」「先日『ニャンちゅう!・宇宙!・放送チュー!』の収録に参加して、いつも通りのお仕事をさせていただきました」とファンに報告。

 さらに「本当に歩くのに難がある以外は元気なのです」「素敵な力が『声』を残して下さっている状態です」とつづり、“ニャンちゅう”と並んで笑顔でVサインをしている2ショットを公開した。

 難病に指定されているALSについて、津久井は「ALSは『日常生活をしっかりとしていく事が1番の治療法』という難病ではないかと思います」「ドクターの皆さんからも『しっかりとお仕事と生活をして下さい』とエールを送られています」と前向きにつづっていた。

 そんな津久井に対し、ファンだけでなく声優仲間からもメッセージが相次いでいる。日高のり子はツイッターで「教生さんのしなやかな強さに、感動しています。私も心から応援します! 負けないでね!」とコメント。

 山口勝平も「教生さんの心中をお察しするとたまらないものがありますが、前を向く姿勢に、勇気をいただきました。応援しています! また仕事でもご一緒出来ますように」とツイート。ほかにも、たくさんの声優たちがエールを送っていた。

 多くのファンと仲間たちの温かい声援は、津久井の心に届いたはず。

※画像は津久井教生のオフィシャルブログ『きょうせいのブログ』より