Nintendo Switchの人気ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に、「ドラゴンクエスト」シリーズの主人公「勇者」が参戦。たっぷり盛り込まれたドラクエファンへのサービス要素に、「これは激アツすぎる!」と歓喜の声が上がっている。
同ゲームは「ファイター」と呼ばれるキャラクターたちを操る対戦型アクション。勇者は7月31日から有料のダウンロードコンテンツとして追加され、新たなファイターとして使用できるようになった。
ゲームに登場するのは、高い人気を誇る『ドラゴンクエスト3』の“勇者ロト”や最新作『ドラゴンクエスト11』の主人公など4人の勇者。必殺ワザとして「メラ」や「メガンテ」といったおなじみの呪文が用意され、主人公が呪文の名前を叫ぶ仕様となっている。またスマッシュ攻撃が低確率で「かいしんのいちげき」になる上、発生時にはシリーズごとの微妙に異なるSEが再現されるというこだわりも。
ダウンロードコンテンツに付属する「天空の祭壇」というステージではスライムや宝箱が登場するほか、宝箱がミミックに変わるサプライズも発生。さらに追加楽曲として、各勇者が登場する作品の戦闘曲やフィールド曲まで収録されている。
徹底的な“原作の再現”に、ドラクエファンからは「かいしんのいちげきとか、絶対ニヤっとする要素がてんこ盛り」「ファンが期待した内容の100点満点をさらに上回ってくるから任天堂はすごい」「ドラクエを好きになったきっかけの勇者を使えるとか、本気で涙出そう」「アクションゲームは苦手だけど勇者のためにスマブラ買いたくなった」と大きな反響が上がっているようだ。
「また注目なのは、ドラクエシリーズでも人気が高い呪文『パルプンテ』も実装されていることでしょう。これはさまざま々な効果がランダムに発生する呪文ですが、効果の表現や処理が難しいためか、オンラインの『X』を除くとナンバリングタイトルでは『7』以降登場していません。『スマブラ』で初めてパルプンテを使う子どもも少なくないと思われますし、粋な実装に“まさかのパルプンテ”とファンからの喜びの声が上がっていましたね」(ゲームライター)
同ソフトでは今後もファイターが追加される予定で、今年秋には「バンジョー&カズーイ」の参戦も決定済み。今後の展開からも目を離せない。