７月１０日、任天堂が「Ｎｉｎｔｅｎｄｏ Ｓｗｉｔｃｈ」を小型化した新型ゲーム機「Ｎｉｎｔｅｎｄｏ Ｓｗｉｔｃｈ Ｌｉｔｅ」のリリースを発表。その９月２０日という発売日が、ゲームファンを喜ばせたようだ。
「Ｎｉｎｔｅｎｄｏ Ｓｗｉｔｃｈ Ｌｉｔｅ」は持ち運びしやすい携帯専用のゲーム機で、携帯モードに対応したすべての「Ｎｉｎｔｅｎｄｏ Ｓｗｉｔｃｈ」用ソフトを楽しめる仕様。希望小売価格は１万９９８０円（税別）で、予約は８月３０日からで、発売日は９月２０日の予定となっている。
「突如発表された、任天堂の新ハードのニュースにゲームファンは騒然となりました。というのも、セガゲームスが発表していた、新型ゲーム機『メガドライブミニ』が１日だけ早い９月１９日に発売される予定だったからです。こちらはもともと“令和最初の新ハード”とうたっていました。あと少し発売日が早ければ競合潰しになってしまう可能性もありました」（ゲームライター）
わずか１日という発売日の違いに任天堂の意図を感じた人も多く、ネット上では「令和初の座をセガに譲った？」「令和初ハードの称号を譲ってくれることに任天堂の心意気を感じる」「１日差で発売を遅らせたのは優しさだろうな」「もし先に発売してたらめちゃくちゃ荒れてたから賢い選択だ」「どうせ両方買うから同じ日の発売でもよかったよ！」などの意見が上がっている。
なおゲームファンが期待を寄せている「メガドライブミニ」は、１９８８年に発売された家庭用ゲーム機「メガドライブ」を手のひらサイズで再現したもの。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ２』や『大魔界村』などの名作タイトルが４０本収録されるほか、アーケードからの移植として新作タイトルが２本追加されるという。
「『メガドライブ』が発売された１９８０年代後半はいくつものゲーム会社が競ってハードを発売した時代でした。１９９０年には任天堂の『スーパーファミコン』も発売され、セガと任天堂の覇権争いは今でも語り継がれています」（前出のゲームライター）
今回の発売日被りを見たセガファンからは、「あの頃のハード戦争が帰ってきたみたいで感慨深い」「セガと任天堂が対決するなんて一体今は何年なんだ？」「やっぱりセガと任天堂は永遠のライバルだな」という声も。
現代によみがえった因縁の戦いをしっかりと見届けたい。
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