■他にも多彩な「資格」が登場

 他に「スーパーアルバイター」という資格もある(アニメ第124話初出)。作中でシーサーが所持している難しい資格で、これがあれば日雇いではなく特定の店舗で継続的に働くことができる。シーサーは頑張ってこの資格を取得し、大好きなラーメン屋「郎」に勤務している。

 この「郎」というのは、アニメの第41話から登場している、ちいかわとハチワレも大好きなラーメン屋だ。野菜やアブラマシマシの見た目、店内ルールの厳しさは二郎系ラーメンそっくりで、注文は緊張感を伴うものらしい。2人はことあるごとに「郎」に足を運んでおり、作中もっとも頻出する飲食店である。

 そして資格の話に戻るが、勉強熱心でまじめなシーサーは、次なる資格「お酒の資格」を取得するために勉強中である。『ちいかわ』の世界ではお酒を飲むのに免許が必要で、これはさらに難関資格らしい。作中で判明しているかぎり、くりまんじゅうのみがこの資格を持っており、たまにシーサーの勉強を見てあげている。ちなみにこの資格、免許不携帯の場合は禁酒を余儀なくされ、くりまんじゅうも一度禁酒を強いられた苦しい期間があった。

 ちいかわたちと労働は切っても切り離せないものではあるが、実は働かないからといって何も食べられないわけではない。時折、料理や食べ物、デザートなどが自然に湧いてくる「湧きドコロ」なるものが存在するのだ(アニメ第265~268話)。

 この「湧きドコロ」の存在を見つけると、ちいかわたちは仲間に共有し、そこで食べたり、お持ち帰りしたりする。しかしこの湧きドコロは、突然枯れて食べ物が出なくなったり、発生する時期が不定期であったりすることから、生活の基盤というより「あればラッキー」程度のもののようだ。基本的には、やはりちいかわたちは労働するしかないのである。

 とはいえ「湧きドコロ」という存在は、『ちいかわ』の世界の中でも、かなりワクワクに満ちた楽しそうな場所だ。毎回巨大な食べ物を目にして目を輝かせるちいかわやハチワレたちの姿も愛らしい。

 

 今回は『ちいかわ』の中でもよく出てくる設定や場所などを簡単に解説した。想像以上に奥が深い『ちいかわ』の世界は、知れば知るほどハマってしまうこと間違いなしだ。

 

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