足から撃つ、瞬間移動も…『ドラゴンボール』孫悟空が強敵を出し抜いた「かめはめ波」の意外な使い方の画像
『DRAGON BALL』#24 [DVD] (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 1984年から1995年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された、鳥山明さんの『ドラゴンボール』。個性豊かなキャラクターたちによる、迫力あるバトルが展開される作品で、なかでも主人公・孫悟空を代表する必殺技「かめはめ波」は、数々の強敵との戦いに使われてきた。

 両手に気を集め、相手に向かって一気に放つ。そんなイメージが強いかめはめ波だが、悟空はただ相手にぶつけるだけでなく、時には思いもよらない使い方でピンチを切り抜けてきた。

 圧倒的な力を持つ相手にも、その場の状況を見極めて、とっさの発想で対抗する……。今回は、そんな悟空の戦闘センスが光った「かめはめ波」の意外な使い方を振り返ってみたい。

 

※本記事には作品の内容を含みます。

■両手を自由にしたまま急接近! ピッコロ戦で見せた「足かめはめ波」

 第23回天下一武道会の決勝戦で、悟空はピッコロ大魔王の生まれ変わりであるマジュニアこと、ピッコロと激突する。2人は観客の目から姿が見えなくなるほどの高速でぶつかり合い、やがて戦いの舞台は地上から空中へと移るが、そこでピッコロの攻撃を受けた悟空は地面に向かって叩き落とされてしまう。

 このピンチで悟空が見せたのが、通常とはまったく違う「かめはめ波」の使い方だった。なんと両手ではなく、両足の裏からかめはめ波を放ったのである。

 しかも、かめはめ波の狙いはピッコロに対する攻撃ではない。その勢いを利用し、落下する体を一気に上空へと押し戻したのだ。さらに足から放つことで、両手は自由なまま。悟空はその勢いに乗せて下からピッコロへと急接近し、両手のパンチを叩き込んだ。

 本来は相手を攻撃するための必殺技を、加速させるために利用し、その勢いを殺さず攻撃へとつないだのだ。

 技の威力だけに頼らず、その場の状況に合わせて使い方を変え、見事に相手の裏をかいた、悟空ならではの発想と戦闘センスが光った場面である。

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