まさに頼れる大人『名探偵コナン』犯人へのお説教も染みる…目暮警部がカッコいい回の画像
※画像は2024年6月21日にXで投稿されたアニメ名探偵コナン【公式】(@conan_anime1000)のポストより

 青山剛昌氏による『名探偵コナン』(小学館)に登場する目暮十三警部といえば、事件が発生すれば真っ先に現場に駆けつけ、主人公・江戸川コナンが真相を解き明かした後は犯人を連行……。そんな役回りが定着したキャラクターといえるかもしれない。

 一見すると、目立った活躍とは無縁そうに思われる目暮警部だが、実は時には彼が中心となって輝くエピソードも存在する。そのなかでは、ふだんの姿からは想像もつかないほどカッコよく犯人を追い詰めたり、仲間たちのために体を張ったりと、驚くべき一面を見せていた。

 そこで今回は、目暮警部のレアなカッコいいシーンを、具体的なエピソードとともに紹介していこう。

 

※本記事には作品の内容を含みます。

■理不尽な凶行に犯人を一喝!

 コミックス第28巻から第29巻に収録されている「封印された目暮の秘密」は、タイトルの通り目暮警部にスポットライトが当てられた回だ。

 物語は、派手な服装の若い女性が次々と襲われたことから始まる。警視庁は犯人を追うため総力をあげて捜査に取り組み、変装した佐藤美和子をオトリに犯人をおびき出そうとするも、なかなかうまくいかない。さらにその後、デパートの地下駐車場で撲殺された新たな被害者が見つかってしまう。

 一連の事件の犯人は警備員の男性だった。過去に事故で自分の息子を失った際、その加害者の運転手が厚底の靴を履いていたという理由から、当人はもちろん、同様の靴を履いた女性まで狙って犯行を重ねていたのだ。

 そんな中、たまたま厚底の靴を履いていて、車に荷物を置きに行っただけの鈴木園子まで運転手と勘違いされ、ターゲットに。彼女の頭に金属バットが振り下ろされそうになった瞬間、颯爽と現れたのが目暮警部だった。

 目暮警部はバットの一撃を頭で受け止めて血を流しながらも、まったく動じず鋭い眼光で犯人を睨みつける。そしてふだんの温厚さはどこへやら、「(あんたの行為は)独りよがりで何の意味も持たない、人の命を弄んだただの憂さ晴らしだ…」「それがわからんのか!?」と一喝した。無関係な人々が巻き込まれた理不尽さに怒りが爆発したのだろう。

 そんな目暮警部の正義感やハードボイルドな魅力が炸裂したこの回では、若かりし頃の姿や秘められた過去も明かされており、彼を語るうえで上で欠かせないエピソードとなっている。

■名言からにじみ出る熱い正義感

 アニメオリジナルエピソードで目暮警部の活躍が描かれたのが、第903話「似た者同士が犬猿の仲」である。この回では目暮警部の名言が飛び出したが、それは真犯人ではなく無実が証明された容疑者に向けられたものだった。

 週刊誌記者の橋爪明は、同僚の加賀爪弘が遺体で発見されたことで容疑者として浮上する。しかしこの一件は、加賀爪が橋爪に罪を着せるために仕組んだ計画的な自殺だった。

 1年前、2人はある家族の遺言書を盗んで一家を不幸に陥れたあげく、その件を面白おかしく記事にした。加賀爪はそのことを後悔しており、反省の色を見せない橋爪のことが許せず、葛藤の末にこのような手段に及んだ。

 コナンの推理によって橋爪への疑いは晴れたものの、彼は過去の行いを反省するどころか開き直った態度を見せる。そんな彼に対し、目暮警部は「この記事で誰か1人でも、幸せになった者がいるか!」と厳しく叱責した。

 先述した「封印された目暮の秘密」の回でもそうだったが、目暮警部は自己中心的な考えで他人を不幸にする者を決して許さない。そんなまっすぐな正義感が伝わってくる名言に心がアツくなったファンも多いことだろう。

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