■裏社会の人間にも狙われる!?
園子は漫画やテレビアニメだけでなく、劇場版でも危険な目に遭いがちだ。特に劇場版の第5作目『天国へのカウントダウン』では、黒ずくめの組織にも命を狙われている。
この時園子は、イメージチェンジで灰原哀と似たような髪型にしており、これこそが不幸の始まりとなった。シェリー(灰原の組織内でのコードネーム)を狙う黒ずくめの組織の幹部・ジンは、髪型を見て園子のことをシェリーだと勘違いする。
その結果、エレベーターに乗っている時に、向かいのビルの屋上からジンに狙われる羽目に。しかし、すぐさまコナンが気づき、狙撃される瞬間に「園子姉ちゃんパンツ丸見え!」と叫んで、頭を下げさせることに成功。おかげで園子は撃ち殺されずに済み、ジンも人違いに気づいた。
もし狙撃が成功していたら、ジンは勘違いで無関係の民間人を殺害していたわけで、この点についてはコナンに感謝したほうがいいのかもしれない。
さらに劇場版第23作『紺青の拳』での園子は、勘違いではなく明確に命を狙われている。
最初は京極の彼女という立場を利用され、空手大会に出場する京極の動揺を誘うために襲われた。そのせいで園子はけがをしてしまい、彼女を守り切れなかった京極はショックのあまり大会を棄権する。彼の出場阻止を狙った黒幕の思惑通りになってしまった。
続いて、彼女は鈴木財閥の令嬢であり、身代金のために襲われてもいる。ちなみに身代金目的で狙われそうな園子だが、意外にも漫画本編ではその理由で一度も襲われていない。
この時、園子を狙ったのは大勢の海賊たちで、いずれも武器を保有していた。そんな絶体絶命な状況だったが、またもや京極が園子を守るために奮闘する。
園子との対話を通して吹っ切れていた京極は、彼女を背負ったまま向かってくる相手をなぎ倒していった。そんな京極がいるからこそ安心ではあるものの、短期間に二度も別の理由で狙われた園子には同情を禁じえない。
園子は『名探偵コナン』の主要キャラクターでありながら戦闘力は皆無で、かつ主人公たちの身近な存在であるために、危険な目に遭うことが多い。しかし、蘭や京極といった最強の親友と恋人がそばにいるため、奇跡的に大事には至っていない。巻き込まれ体質でトラブルメーカーでもある園子が、今後どのような災難を呼び込んでしまうのか、これからも目が離せない。


