中古価格は約9万円!ファミコン版『ツインビー』、プレミア化する「2」に採用された“画期的システム”【ハードオフ大竹店長の「レトロゲームちょっといい話」】の画像
『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』大竹剛店長(写真/ふたまん+編集部)

 数万円から数十万円の値段がつくこともある「レトロゲーム」の世界。そんなソフトがズラリと揃う『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長にして、自身も大のゲームコレクターである大竹剛氏が、毎回1本のソフトを語るこの連載。今回、ショーケースに並ぶソフトの中から取り上げるのは——?

■分身とバリアを同時に取る裏ワザ!?初代『ツインビー』の思い出

ハードオフ大竹店長の「レトロゲームちょっといい話」第60回

 

 『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長、大竹剛です。今回は、コナミの人気タイトル『ツインビー』シリーズのお話をしましょう。初代は、1985年に登場したアーケードゲームで、当時としては珍しい、2人同時プレイも可能な縦スクロールシューティングでした。

 私は『ツインビー』が大好きで、だいぶやり込みました。ただ、最終ステージまでは行けたんですけど、1周クリアすることはできなかったんじゃないかな。最後のほうに、くるくる回転する金棒が出てきて、これが撃っても破壊できないんです。なのに、横一列に並んで飛んでくるから、「もう、絶対当たるじゃん!」みたいな(笑)。たぶん、そこまでにバリアか何かを取っておかないと突破できないんでしょうね。

 アーケード版はそこであきらめていましたが、翌年発売されたファミコン版では何周もできたんですよ。実はゲーム内容が少し変更されていて、金棒も出てこなかったんですね。かわいい自機やコミカルな敵キャラも、だいぶ簡素化されていた印象です。

 『ツインビー』は、ベルを取ることで自機がパワーアップするのが特徴です。ベルを撃つと色を変えることができるんですが、色によってパワーアップの効果が変わります。

 たとえば、緑を取ると分身、赤を取るとバリアです。この2種類はどちらかを取ると、もう一方が出なくなります。でも、ベルは画面上に複数出すことができるので、うまくやると赤と緑を両方とも出して、どちらも取ることができるんですよ! これはファミコン版ではできなかったと思いますが、数年前に「アーケードアーカイブス」版で試したらできました。

 初代の思い出は尽きませんが、私が『ツインビー』で特に好きだったのは、ゲーム内で使われていた文字のフォントです。ネームエントリー画面などに表示されるアルファベットや数字が、ものすごくセンスよかったんですよね。

 当時、私は高校生でしたが、のちにゲーム会社に入って、文字も“ドット絵”で用意されたものだということを知りました。文字も含めて『ツインビー』のデザインはお気に入りでしたね。ちなみに、ファミコン版の『ツインビー』は現在、箱・取扱説明書つきの完品を8800円(税込)で販売中です。

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