■十字ボタンでジャンプする!?ファミコン版『パックランド』
思えば、変わった操作方法のゲームは、私のスキルではちょっとムリで、いまひとつハマらなかった作品も多いですね。同じくナムコの『リブルラブル』(1983年)というアーケードゲームは、見た目や音楽にはとてもビビッと来たのですが、レバー2本で操作するというのが難しくて、ほとんど遊ばなかったです。
『パックランド』(1984年/ナムコ)も、同じ理由でハマりませんでした。レバーとボタンじゃなくて、右に移動するボタンと、左に移動するボタン、それにジャンプボタンの3つで操作するんですよ。翌年にファミコン版も出て、Aボタンで右移動、Bボタンで左移動、十字ボタンでジャンプするという、かなり変則的な操作方法でした。
グラフィック面でも、アーケード版はテレビアニメのようにキレイで、キャラクターも大きかったのですが、ファミコン版はかなり簡略化されていました。「鼻の高いパックマンを、よく小さなサイズのドット絵に収めたなぁ」と、そのテクニックに感心したほどです。のちに出たPCエンジン版は、アーケード版にだいぶ近かったですね。私もがんばってボタン操作に慣れ、プレイした記憶があります。
現在、ファミコン版『パックランド』の販売価格は5500円(税込/完品)です。ナムコの紙箱シリーズの中では、手に入れやすい商品かなと思います。
※ソフトの値段や状態などは取材時のものです。
【プロフィール】
大竹剛(おおたけ・つよし)
「レトロゲーム」に造詣が深い“元ドット絵職人”。ゲームメーカー「テクノスジャパン」で、主に『くにおくん』シリーズにドッターとして参加。現在は「ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店」で店長を務める。本人もレトロなゲームのコレクター。


