■超レアな再販版は4万円オーバー!

 さて、当店にはファミコンの『マッピー』シリーズがひととおり揃っています。続編の『マッピーランド』(ナムコ/1986年)と、3作目の『マッピーキッズ』(ナムコ/1989年)は、どちらもファミコンオリジナルです。アーケードで『ホッピングマッピー』(ナムコ/1986年)という続編があるのですが、これは最近になるまでなかなか移植されませんでした。

 『マッピーランド』は横スクロールアクションで、ネコジャラシなどのアイテムでニャームコや子猫たちを足止めしながら、アイテムを集めていく内容。私はそこまでハマりませんでしたが、マッピーを活かして何か新しいものを作りたかったんだなって感じたのを覚えています。『マッピーキッズ』は、絵のテイストがガラッと変わってしまったこともあり、買わなかったですね。

 現在当店では、箱・取扱説明書つき完品の『マッピー』が8250円(税込)、『マッピーランド』が2200円(税込/完品)、『マッピーキッズ』が7150円(税込/完品)で販売中です。ただ、1作目の『マッピー』だけは、1990年代に再販されたプラケース入りの稀少なバージョンがあり、これは4万700円(税込/完品)という値段になっています。

 最近、ナムコのタイトルは総じて高騰化の傾向があって、うちにはいまカセット単体の商品はないんですけど、別の店ではカセット単体でも4000円の値札がついているのを見たことがあります。ちょっと前には、数百円で売られていた感覚なんですけどね。

 そういえば、再販バージョンはカセットのデザインが、ちょっとだけ以前とは違うんですよ。いまカセット単品で販売されている『マッピー』の中には、そんな再販バージョンが混ざっている場合もあるんだそうです。一部のコレクターの間では、それを探し出すのが楽しみのひとつとなっているんだとか(笑)。

 

※ソフトの値段や状態などは取材時のものです。

【プロフィール】
大竹剛(おおたけ・つよし)
「レトロゲーム」に造詣が深い“元ドット絵職人”。ゲームメーカー「テクノスジャパン」で、主に『くにおくん』シリーズにドッターとして参加。現在は「ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店」で店長を務める。本人もレトロなゲームのコレクター。

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