■殺人容疑者に加えて熱愛報道…「容疑者は熱愛カップル」
コミックス第87巻・88巻収録(アニメ第822・823話)の「容疑者は熱愛カップル」では、ヨーコに熱愛報道が持ち上がる。相手は人気Jリーガー・比護隆佑だった。
突然のスクープに、沖野ヨーコファンの小五郎は大きなショックを受ける。一方、比護の大ファンである灰原哀も報道を信じられず、利害が一致した2人はそれぞれの“推し”の潔白を証明するため、素行調査を始めるのだった。
乗り気ではないコナンを半ば強引に連れ出し、2人を追った一行がたどり着いたのは、元Jリーガーの飛鳥悌耶が営むイタリアンレストラン。
飛鳥からのメールを受け取ったウェイターに案内され、ヨーコと比護は店の倉庫へと向かう。だが、そこで待っていたのは飛鳥の遺体だった。第一発見者となった2人は、またしても殺人事件の容疑者として警察から疑いの目を向けられてしまう。
その後、コナンの推理によって、真犯人はソムリエ・山田晃通であることが判明。山田は店に安価なワインを仕入れ、その差額を着服していたことを飛鳥に知られたため、口封じのために犯行に及んだのだった。
そして世間を騒がせた熱愛報道も、完全に誤解だったことが明らかになる。比護とヨーコは、高校時代の恩師への退職祝いを選ぶために会っていたのが真相だ。推したちの“2つの潔白(熱愛報道と殺人容疑)”が証明され、小五郎と灰原は胸をなで下ろしたのである。
元恋人から殺人犯にされかけ、仲間同士の悲劇にも巻き込まれて、さらに熱愛疑惑と殺人事件の容疑者にまでなってしまった沖野ヨーコ。人気アイドルでありながら、彼女に訪れる不運の多さには思わず同情させられる。
しかし事件を乗り越えながら、常に前を向き続ける姿勢を知ると、彼女の健気な笑顔がこれまでとは少し違って見えてくるのではないだろうか。
■『名探偵コナン』原作コミックスをAmazonでチェック



