数万円から数十万円の値段がつくこともある「レトロゲーム」の世界。そんなソフトがズラリと揃う『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長にして、自身も大のゲームコレクターである大竹剛氏が、毎回1本のソフトを語るこの連載。今回、ショーケースに並ぶソフトの中から取り上げるのは——?
■ポーチ付きの完品は激レア!ディスクシステム版『バブルボブル』
ハードオフ大竹店長の「レトロゲームちょっといい話」第50回
『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長、大竹剛です。前回に続いて、今回もタイトーのレトロゲームについてのお話です。
前回、ファミコンのレアソフト『バブルボブル2』の話題が出た際に、アーケードの『バブルボブル』(1986年)が大好きだったというお話をしました。この作品も1987年に、ファミリーコンピュータディスクシステム用ソフトとして移植されています。
当時、もちろん購入してよく遊びました。固定画面のアクションで、もともと無理なくファミコンでも再現できるようなグラフィックや内容ということもあってか、かなり忠実な移植だと感じていました。
そうそう、同じくタイトーの『奇々怪界』のディスクシステム版には、オマケにスタンプが付いていたという話を以前しました。実は、この『バブルボブル』のディスクシステム版にも、ビニールのポーチが付属していたんです。残念ながらなくしてしまいましたが、そういう人が多いんでしょうね。現在、ポーチの付いた完品はとても貴重で、ネットオークションなどでも高値で取引されているようです。
ところで、『バブルボブル』と同じ時代、似た印象のタイトーのアーケードゲームで『フェアリーランドストーリー』(1985年)というのがありました。やはり固定画面のアクションで、主人公は魔法使いの女の子。これもファミコン版が出るという話があったんですが、発売されないまま終わっちゃったんですよね。
でも最近になって、ようやく家で遊べるようになったんですよ。私は「Evercade alpha」という、本作が収録されている海外のゲーム機を入手しました。ほか、「アーケードアーカイブス」としてニンテンドースイッチなどでも復刻されているようです。あの頃、発売を待っていて結局遊べなかったタイトルが、いま家庭用ゲーム機で遊べるのは、やっぱりうれしいですね。


