「なぜ笑うんだい?」『ブルーロック』に、あのスター選手の名言も飛び出した!? サッカーファンにはおなじみの「伝説のオマージュシーン」3選の画像
「ブルーロック」TVアニメ公式Xより ©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

 2018年より、『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載中の『ブルーロック』。“史上最もイカれたサッカー漫画”の異名を持つ本作は、従来のチームスポーツ漫画とは一線を画し、ストライカー同士が自らのエゴイズムをぶつけ合う過激な作風で人気を集めている。

 直近では、アニメ第3期のティザービジュアルや、実写映画化の発表などが行われ、ワールドカップイヤーも相まって、今後ますます注目を集めそうな作品だ。

 作中ではとても高校生とは思えないプレーも多く描かれるが、その中には実在するスター選手の名場面やキャラクター性がモチーフになっていると思われるシーンも存在する。

 今回は、実際のサッカー史に残るプレーや人物像との共通点が見えた、印象的なオマージュシーンを3つ振り返っていきたい。

 

※本記事には漫画『ブルーロック』の内容を含みます。

■桁外れのシュート感覚!「士道龍聖」

 まず紹介するのは、破天荒なストライカー・士道龍聖にまつわるシーンから。気に入らない相手にはすぐ手が出る暴力的な面も見せる選手だが、ゴールセンスは作中でも頭一つ抜けており、どこからでもシュートが狙える「超空間感覚」を武器としている。

 通常、サッカーにおけるシュートの基本は、ゴール方向に体を傾け、軸足を踏み込み、整ったフォームで蹴ることで成立する。しかし士道は、普通の選手なら一度ボールを足もとにおさめる場面でも、問答無用でゴールを狙おうとする。

 彼の実力が発揮されたのは、第130話「世界はまだ俺を知らない」における「ブルーロックイレブン対U-20日本代表戦」。士道はU-20日本代表として後半からの投入となったが、ペナルティーエリア外からオーバーヘッドによるドライブシュートを相手のゴールに叩き込み、逆転した。

 体の向きやゴールまでの距離を考えても、並みの選手ならシュートの選択肢はない場面。それでも強引にゴールを狙った彼の異常性と才能に、作中屈指のクセもので知られる絵心甚八も称賛の言葉を送るのであった。

 さて、このゴールと酷似したシーンが、現実のサッカーの試合にもあった。2012年11月に行われたスウェーデン対イングランドの親善試合にて、スウェーデンの王様、ズラタン・イブラヒモビッチが決めたオーバーヘッドである。

 ゴールから30メートル以上離れた位置から、背面からダイレクトで決めるという離れ業を繰り出した。そのシーンは世界中に衝撃を与え、最も優れたゴールを決めた選手に贈られるFIFAプスカシュ賞も受賞。なお、この試合でイブラヒモビッチは4得点を記録し、ファンからは「イブラヒモビッチVSイングランド」といわれるほどの独壇場となった。

 なお『ブルーロック』キャラクターブックによると、士道の好きなサッカー選手はイブラヒモビッチだという。強い体、荒い気性と抜群のシュートセンスは似通っており、俺さま気質なメンタリティも両者に共通している。

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