抜群のテンポの良さとワクワクする展開で視聴者を惹き付け続けているドラマ『銀河の一票』(フジテレビ系)。難しい政治や選挙の世界をわかりやすく描く一方、個性豊かなキャラクターたちが織りなす人間ドラマとしても多くの視聴者からの支持を集めている。
6月1日に放送された第7話では、いよいよ各陣営が慌ただしく動き出し始めた。そんな中、視聴者の間でじわじわと注目を集めているのが、日山流星(松下洸平さん)とその秘書・藤堂昴(倉悠貴さん)のコンビだ。
とくに、昴は流星を支える有能秘書ながらも、どこか可愛らしい一面があり、二人が繰り広げる掛け合いも含め、緊張感ある物語の癒やしの存在となっている。
※本記事には『銀河の一票』第7話までの内容を含みます。
■いいコンビ!日山流星とのやり取りが癒しと話題
茉莉の父である民政党幹事長・星野鷹臣(坂東彌十郎さん)の後ろ盾を得て、勢いそのままに都知事選へと打って出た日山流星。そんな流星を支えているのが、秘書である藤堂昴だ。
2人は上司と部下という関係でありながら、その関係性は強い絆で結ばれた茉莉とあかりともまた違う、どこか“友人同士のような空気”を感じさせる。政治家らしいピリッとしたシーンもある一方で、肩肘張らない自然な掛け合いが多いのだ。
昴の登場シーンやセリフの量は、他の登場人物に比べて決して多くない。にもかかわらず、これほどの印象を残しているのは、それだけキャラクターの個性が際立っているからだろう。チームあかりと民政党をはじめ、都知事選を巡る人々のさまざまな思惑がぶつかり合う物語の中で、このコンビが見せる「緩い空気感」は唯一無二のものとなっている。
今回放送された第7話でも、そんな2人のほっこりシーンが描かれた。流星が幹事長政策秘書・雫石誠から「くだらない挑発に乗らないように。育ちが出ますので」と嫌味とともに釘を刺されると、その直後に昴が流星に「うっせ」というLINEスタンプを送る。これにはさすがの流星も笑いを堪えるのに必死。雫石に返事をしながら「それな」とスタンプを返すという、思春期男子のようなコミカルなやり取りを繰り広げた。
さらに過去の放送を振り返っても、彼らの魅力的な関係性は随所に散りばめられている。
第2話では、お弁当の豆をポイポイと渡してくる流星を昴が何とも言えない表情で受け止める一幕が。かと思えば第5話では、茉莉の動向を気にする流星の考えを先読みし、事前に作成してあった彼女の現状調査報告書を差し出すという有能ぶりを発揮。流星から「えっすご、さすが」と褒められている。
しかしその直後、流星に「ゆっくり説明して」と言われ、文字通りゆっくりとした口調で話し始めるという天然な姿も見せる。流星のツッコミも含め、まるでコントのようなこの2人のやり取りにキュンとした人も多いのではないだろうか。
そんな彼らに対し、SNSには「やり取りが可愛すぎる」「かわいい」「流星と昴のコンビ好き」といった声が多数寄せられており、回を追うごとに彼らのファンが増えているのも納得である。
ベテラン政治家に囲まれて緊張感ある日々を過ごす流星にとって、ありのままでリラックスできる相手である昴の存在は大きいだろう。なんでも見通してフォローしてくれる彼がいるからこそ、流星は都知事選に向けた活動を順調に進められているのかもしれない。
■勢いに乗る注目の若手俳優・倉悠貴
そんな昴を演じるのは、アンニュイな雰囲気のなかに、かっこよさと可愛らしさを併せ持つ俳優・倉悠貴さん。元々ファッションが大好きだったという倉さんは、2018年に雑誌『MEN’ S NON-NO』に掲載されたスナップ写真がきっかけとなり、芸能界入りを果たした。
俳優としての一歩を踏み出すと、わずかな期間で数々の作品に出演してキャリアを積み、Netflixで配信されたドラマ『FOLLOWERS』にも出演。その演技が共演した池田エライザさんの目に留まり、2020年には彼女が初監督を務めた映画『夏、至るころ』の主演に抜擢されている。
活動の勢いは止まらず、2021年にはNHK連続テレビ小説『おちょやん』で杉咲花さん演じる千代の弟・ヨシヲ役を好演。数奇な運命を辿る難しい役どころを繊細に演じきり、全国のお茶の間にその存在を印象付けることとなった。
そしてNHK連続テレビ小説『あんぱん』をはじめ、ドラマ『アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜』、ディズニープラスで世界的大ヒットを記録した『SHOGUN 将軍』や『ガンニバル』(シーズン2)など国内外の話題作への出演を続け、期待の若手として着実に人気を高めている。
倉さんの魅力は、一度見たら忘れられない不思議な空気感にあるだろう。爽やかな青年から複雑な背景を抱えた人物まで幅広い役柄を演じながら、作品ごとに異なる表情を見せるその独特な佇まいは、多くの登場人物のなかでもひときわ印象を残すのだ。
5月からは初の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、天才軍師・黒田官兵衛役に挑んでいる。これまでに多くの名優が演じてきた大役だけに、倉さんが描く新たな官兵衛像に期待の声が寄せられている。
次々と話題作に出演しながら着実に活躍の場を広げ、若手俳優がひしめくなかで個性を放ち続ける倉さん。はたして『銀河の一票』では、藤堂昴として流星とどのような掛け合いや絆を見せてくれるのだろうか。チームあかりの歩みを見守るとともに、昴&流星コンビが都知事選という大きな戦いにどう立ち向かっていくのかにも注目したいところだ。
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