最高13万円超…タイトー「知る人ぞ知る」激レアファミコン3作品 店長すら「未見のソフト」も…【ハードオフ大竹店長の「レトロゲームちょっといい話」】の画像
『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』大竹剛店長(写真/ふたまん+編集部)

 数万円から数十万円の値段がつくこともある「レトロゲーム」の世界。そんなソフトがズラリと揃う『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長にして、自身も大のゲームコレクターである大竹剛氏が、毎回1本のソフトを語るこの連載。今回、ショーケースに並ぶソフトの中から取り上げるのは——?

■マニアの間で有名!タイトーのレアなファミコンソフト3選

ハードオフ大竹店長の「レトロゲームちょっといい話」第49回

 

 『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長、大竹剛です。今回は、タイトーファミコンソフトのお話です。実は高額化しているタイトルも多いんですよ。

 以前もお話しましたが、基本的にファミコンのソフトは、任天堂が各社からの委託を受けて生産していました。ですが、初期から参入していたサードパーティなど、自社での製造が認められていたメーカーが一部あったんですよね。タイトーもそんなメーカーのひとつです。

 任天堂に生産を委託するには、数万本とも言われる最低発注本数が決められていたと聞きますが、自社製造の場合は、各社が何本作るかを自由に決めることができました。そのため、ファミコン全盛期を過ぎてから発売されたソフトには、少量しか生産されなかったものもあるようです。

 タイトーのレアソフトとして、特にマニアの間で有名なタイトルが『キャプテンセイバー』(1992年)、『バブルボブル2』(1993年)、『ジェットソン』(1993年)の3本です。

 このあたりも、スーパーファミコン発売後に出ていますから、かなり生産数を絞っていたのではないでしょうか。レトロゲームの世界では、数が少ないものが高額化する傾向にあり、この例に当てはまるタイトルと言えそうです。

 自社製造されたソフトには、カートリッジが独自の形状をしているものが多いのですが、この3本もそう。丸みを帯びた独特の形をしています。

 この3本の中で、現在当店にあるのは『キャプテンセイバー』のみ。箱と取扱説明書のついた完品を13万7500円(税込)で販売しています。『バブルボブル2』もあったんですが、売れてしまったようです。

 『ジェットソン』は、これまで勤務してきた店舗でも、一度もお目にかかったことがありません。以前、ハードオフが運営する「オファー買取」に出品されたことはありました。ユーザーさんが売りたいものを登録すると、全国のハードオフグループ約1000店舗のうち、買取を希望する店舗が「この価格で買い取ります」とオファーする仕組みです。

 当店を含めて3店舗がオファーしたのですが、ウチより高い価格を提示した店舗があって、買い取ることができませんでした。それだけ『ジェットソン』の価値が高いということになりますね。

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