数万円から数十万円の値段がつくこともある「レトロゲーム」の世界。そんなソフトがズラリと揃う『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長にして、自身も大のゲームコレクターである大竹剛氏が、毎回1本のソフトを語るこの連載。今回、ショーケースに並ぶソフトの中から取り上げるのは——?
■スマブラの人気ファイター? 「ファミリーコンピュータ ロボット」
ハードオフ大竹店長の「レトロゲームちょっといい話」第46回
『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長、大竹剛です。最近、『ファミリーコンピュータ ロボット』(任天堂/1985年)を買い取りました。こちらもかなり貴重な一品なので、今回はこの話をしましょう。
『ロボット』は、ファミコンの周辺機器です。若いゲーマーさんだと「あ、スマブラに出てくるアレだ!」という感じかもしれません(笑)。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにファイターとして登場しているので、意外に知名度は高いんですよね。ロボットは海外でも発売され、国内版とは色が違うんですが、スマブラには海外版の色のロボットも参戦してます。
このロボット、買取依頼はめったになく、あっても箱がボロボロだったり、動きがおかしかったりで、なかなかいい状態のものにはお目にかかれません。電源を入れると腕が動き出し、一番上で停止するのが本来の「スタンバイ状態」なんですけど、腕を上げようとする動作をガタンガタンと繰り返しても上がり切らないとか……。なんか、すごく哀愁を感じます(笑)。
でも今回買取したのは、非常に状態のいいロボットで、稼働もまったく問題なし。まさに奇跡的な品でした。現在、当店では49500円(税込/完品)で販売中です。
遊ぶためにはロボットのほかに、『ブロックセット』か『ジャイロセット』が必要でした。どちらも、ファミコン用カセットとロボットに取り付けるパーツがセットになっています。これも店頭に持ち込まれることはめったにありません。カセット単体ならよく見るんですけど、ゲームのシステム上、カセットだけあってもどうしようもないので、お値段は極端に安くなります。
当店では現在、完品の『ブロックセット』を2万2000円(税込)で、『ジャイロセット』を2万9700円(税込)で販売中です。


