■高木刑事との潜入捜査で誘拐事件を見事解決
第105巻、106巻収録の「赤レンガ倉庫 消えた誘拐犯」でも、千速の鮮やかな活躍が見られる。このエピソードでは、高木と佐藤美和子警部補がバイクで逃げる誘拐犯を追跡している際、それに気付いた千速が合流。途中でバイクは横転し、犯人は近くの赤レンガ倉庫へと逃げ込む。
犯人がパンケーキ店に逃げ込んだと推理した千速は、犯人に顔を見られた佐藤刑事に代わり、高木刑事と恋人同士のふりをして店内に潜入するという大胆な行動に出る。店に入るなり、彼女は3人の人物に目星を付けた。犯人はバイクのシフトペダル操作によって左足の靴のつま先が汚れているはずだという、バイク乗りならではの観察眼を発揮したのだ。
さらに、犯人が看護師だと推理したコナンがとあるアドバイスをすると、千速はすぐさま行動に移す。スマートフォンからナースコールに使用されている音楽を流し、3人の反応をうかがったのだ。すると、1人の男が思わず反応してしまい、それが逮捕の決め手となった。
頭の回転の速さだけでなく、他の刑事であればためらうような状況でも迷わず行動する大胆さこそが、千速の大きな武器だといえるだろう。ちなみに、千速と高木のツーショットを目撃した重悟が嫉妬する姿も描かれており、それもまた可愛らしかった。
千速は登場エピソードがまだそれほど多くないにも関わらず、その活躍によって強い印象を残している。それだけ多くの魅力を秘めたキャラクターということだろう。これからも仕事に恋愛にと、彼女の動向から目が離せない。
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