■太田さん流のアフレコでリラックスする方法

ーー初回はふたりとも緊張しっぱなしで、ひと言も喋らないくらいだったんですよね。

太田 え! そうなのお!? その現場にお菓子置いてなかったの?

 ありました。

太田 あった!? お菓子あったのに緊張したの!? うふふふふふ! お菓子があるとね、いただくと美味しさで幸せな気分になるじゃないですか。脳内をステキな気分にして、それで演技をするの。

小鹿 お菓子までたどり着けなかったです(笑)。食べずに収録風景をずっと見ていたかもしれない。

太田 それだと硬い演技になってしまうので、もうちょっと柔らかくするには、お菓子の力を借りて脳内をもうちょっと甘くする、そういうのも大事ですよ。うふふふ。

小鹿・橘 食べます!

ーー魔法少女って、視聴者の方にとってどんな存在だと思いますか?

 いままでは、画面の向こう側は本の世界だったり、見ている人と切り離してまったく違う世界で戦う存在だと思っていましたが、ぴえろさんの魔法少女シリーズは、「自分ももしかしたら似たような状況になるかもしれない」という希望やドキドキが、普段生きている中で湧き上がるような、魔法を身近に感じられる存在だなと思いました。

小鹿 やっぱり、日常に潜むキラキラや希望の欠片を集められるような作品だなと思っています。魔法の力を得たことによって勇気を持つことができて、その第一歩が世界の激変につながっているので、私自身も勇気を出して踏み出したらなにか大きく変わるかもしれない、と。前を向いてみようかなと思わせてくれるアニメだなと思います。

太田 マミの場合は小学生の女の子が変身することでアイドルが誕生します。それが勇気かどうかはわかりませんが、アイドルに変身すること自体、観ていて純粋に楽しかったんですよね。今度はどんな衣装になるんだろう!? というワクワク感がありましたね。

太田貴子、橘 めい、小鹿なお 撮影/イシワタフミアキ
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