【春アニメ】「一体どういう内容?」タイトルから中身がまったく想像できない今期大注目の“型破り作品”3選の画像
TVアニメ『女神「異世界転生何になりたいですか」俺「勇者の肋骨で」』公式Xより ©安泰/宝島社/めがおれ製作委員会

 4月から順次放送開始となった春アニメ。すでに何話か放送され、衝撃展開やチャレンジングな作風など、それぞれの魅力が見え始めているが、中には作品タイトルからは内容がまったく想像できない、型破りな作品が話題を集めている。

 転生モノ、ヒーローモノ、日常モノとジャンルは多様だが、作品タイトルの印象からは予想できない展開ばかりで、視聴者から驚きの声があがっている。

 本稿では、1話で視聴者の予想をいい意味で裏切り、タイトルから受ける先入観を大きく覆した注目作をピックアップ。放送直後に寄せられた反響とあわせて、その魅力に迫っていこう。

 

※本記事は各作品の内容を含みます。

■春アニメ最大級の衝撃?『女神「異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者の肋骨で」』

 ひとつめの作品は安泰さんの小説が原作の『「異世界転生何になりたいですか」「勇者の肋骨で」』。主人公の「俺」がトラックにはねられ、さらに隕石が落ちてきて異世界に飛ばされるというスタートだが、物語から設定まで間違いなく春アニメ屈指の迷展開となった。

 「俺」が降り立ったのは、転生先を自由に選べる世界。女神さまに頼み、勇者への転生を望む「俺」だったが、転生希望者の数が増えたせいで、勇者に転生するには5万年の待ち時間がある。そんななか「俺」が選んだ転生先は、勇者の“肋骨”であった。

 いきなりの意味不明すぎる展開に、視聴者から「本当に肋骨だとは思わんって」「なるほど。わからん」と困惑の声があがったが、1話では結局「俺」は勇者の肋骨に転生した後、死亡する。

 ことの顛末はこうだ。まず「俺」は、合計24本ある勇者の肋骨のなかで、10番目の右肋骨に転生。ある時、勇者の体から11番目の右肋骨が取り出されるが、この肋骨が新たな勇者に生まれ変わり、その後「俺」以外の左右23本の肋骨が全員勇者に変わって争いに発展する。

 一方で、10番目の右肋骨である「俺」は勇者にはならず、獣耳系ヒロインに骨の姿のまま連れ去られるが、ある日うっかり菜園好きのヒロインに見つかり、肥料として砕かれて死んでしまうのだ。

 自分でも何を書いているのかわからないが、これがまぎれもない1話の顛末だ。なお、左右の21本の肋骨勇者は、全部声優の三木眞一郎さんが担当しており、エンドクレジットには各肋骨の部位すべてに「三木眞一郎」と記されていた。SNSでは「怒涛のミキシンで草生える」「ちゃんと説明しろや」と、あまりの荒唐無稽な展開に阿鼻叫喚の嵐だった。

 続く第2話ではヤドカリに転生した「俺」が、これまたぶっ飛んだ設定で異世界ライフを楽しんでおり、いろんな意味で今後も目が離せない。ちなみに、エンディングに流れるのはshallmによる「何なんですか?」という楽曲。これはshallmのliaさんが原作を読んでいる時に「何なんですか?」と言いたくなる瞬間が多く、そのまま曲名にしたのだという。

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