太田貴子&水島裕が語る『魔法の天使クリィミーマミ』の40年 「他の声優ならこうはなってなかった」 最終話後「優と俊夫」に待っていた未来は…の画像
太田貴子、水島裕 撮影/イシワタフミアキ

 この春、スタジオぴえろからぴえろ魔法少女シリーズの完全新作『魔法の姉妹ルルットリリィ』が放送を開始。加えて、「Anniversary Blu-ray BOX」の発売でシリーズ全体としても盛り上がりを見せています。

 これを記念して、主人公・森沢 優/クリィミーマミ役の太田貴子さんと、優が想いを寄せる大伴俊夫を演じた水島 裕さんによる夢の対談が実現!今だからこそ語れる想いを、たっぷりと語ってもらいました。

【第3回/全3回】

ーー『魔法の天使クリィミーマミ』は心の機微が繊細に描かれた作品だと思いますが、登場人物の心の動きについて、共感するところもありましたか?

太田 当時の私の年齢がマミとほぼ一緒だったんです。だから等身大の自分の感覚でやっていました。デビューはアイドルだったし、地でやっていました。作らず、そのまんまの感情です。

ーー演出は入ってなかったんですか?

太田 いや、入っていたと思います。だからそのときそのときで居残りがあったと思うんですけど、でも等身大の自分と近かったからこそ役に入りやすかったですね。

水島 脚本の勝利というか、おたこはいま「等身大」と言いましたが、とてもリアルに演じるのですごいなあと思っていました。僕はよくも悪くも「演じなきゃいけない」というのがあって。だって俊夫は中学生という設定でしたし。

太田 でも27歳だったけど心は少年だったので。

水島 おまえなあー(笑)。

太田 あははははは!

水島 ただマミの脚本って、とてもリアルを意識していて、例えば物語の舞台は国立を想定していたんですね。そういうところから埋めていき、少年少女の心の機微にもとても敏感に脚本を作られていたんだろうと思います。それも、この作品を作られたスタジオぴえろの布川ゆうじさんの熱い想いだったんでしょうね。

ーーだから観る者誰もがリアルに感じられる。

水島 はい。「私に明日こんなことが起きるかもしれない」と思わせるくらいのリアル。魔法の国から来た少女ではなく、ある女の子が急に魔法を使えるようになるけど、魔法を使っていないときは普通の女の子なんだよと。そういうところも評判を呼んだんじゃないですかね。

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