「蘭と小五郎の強さが互角って本当?」 『名探偵コナン』まさかの場所で判明した「読者も驚く意外な事実」の画像
青山剛昌『名探偵コナン』107巻 (少年サンデーコミックス)

 漫画の連載は1994年から始まり、1996年から始まったアニメは今年で30周年を迎えた青山剛昌氏の傑作『名探偵コナン』。これまでの長い物語の中で、当初は想像もしなかった意外な設定や驚きの事実が明かされ、たびたび読者を驚かせてきた。

 そうした「衝撃事実」は漫画やテレビアニメの中はもちろん、劇場版作品や作者の口から突如明かされることもある。そこで今回は、意外と知らない『名探偵コナン』の「読者も驚いた衝撃事実」を振り返っていこう。

 

※本記事には作品の核心的な内容を含みます。 

■怪盗キッド(快斗)と新一は同い年の従兄弟

 本作の主人公・工藤新一(江戸川コナン)とそのライバルである怪盗キッド(黒羽快斗)は、ともに作中屈指の人気キャラである。そんな2人についてたびたび話題になっていたのが、「顔がそっくりすぎる」という点だ。

 実際、キッドは2004年の劇場版『名探偵コナン 銀翼の奇術師』などで、特別なメイクなしで新一そっくりに変装してみせている。とはいえ、なかば暗黙の了解のようになっており、「まあそんなもんか」とあまり深く考えていなかった人も多いのではないだろうか。

 しかし、このことが単なる偶然ではないことが2024年公開の劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の中で明かされた。本作のラストで、世界屈指の推理作家・工藤優作と初代怪盗キッド・黒羽盗一が双子の兄弟だと発覚。つまり、新一と快斗は同い年の従兄弟同士ということになる。

 当の新一とキッドは、自分たちが従兄弟同士であることはまだ知らないと思われる。しかし、憎まれ口を叩き合いながらも息ぴったりの協力プレイを見せており、何か共鳴する部分を感じとっているのかもしれない。

 お互いなかなか勝てない父親がいる2人だが、かたや高校生探偵、かたや怪盗といまや世間を大きく騒がせる人物に成長している点も共通する。しかも、幼なじみに想いを寄せているところまで一緒である。これまで多くの共通点や名コンビぶりが描かれてきたこともあって、この2人が従兄弟といわれると妙に納得してしまう。

■蘭と小五郎の強さが実は互角!?

 『名探偵コナン』の中で最強クラスの戦闘力を持つキャラとして、ヒロインの毛利蘭を思い浮かべる人も多いはずだ。彼女は空手の達人であり、相手が武器を持っていても難なく制圧できるほどの強さを見せる。

 その印象は劇場版で特に強く、某国のスパイや黒ずくめの組織のメンバーであっても互角の戦いを繰り広げている。銃弾を避けたり、ナイフを蹴って折ったりと、ファンの間で語り継がれる衝撃シーンも数多い。

 そんな蘭の父親・毛利小五郎は柔道の達人で、大学時代には全国優勝した同級生よりも強かった(ただし公式戦では空回りしがちでダメダメだった)という。得意の一本背負いで犯人を倒すシーンもあり、ふだんのだらけ切った姿とのギャップに驚かされる。

 では、この親子が本気でやりあったらどちらが勝つのか。一見すると、化け物並みに強い蘭が圧勝するように思えるかもしれない。しかし、この問いには、作者の青山剛昌氏が驚きの回答をしている。

 ファンからの質問に答える人気企画「青山剛昌先生と話そうDAY」の2025年版にて、青山氏は「小五郎は強い」「蘭は破壊的に強い」と断言。そして迷いながらも、最終的には「まぁどっこいどっこいですね」と、2人と強さは五分であるという意外な事実を明かした。ただし直接対決をした場合は、小五郎は娘相手に本気を出せないだろうとも語り、彼らしいオチをつけてファンを喜ばせている。

 小五郎は優れた身体能力や射撃の腕を持っているものの、さすがに蘭ほどの化け物じみた強さがあるとは思えなかったので、この2人の強さが「どっこいどっこい」と知って驚いたファンも多いだろう。

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