■自由落下ならどんな高さでもダメージゼロ!?
アイゼンの強さを支える重要な要素が、鋼のような肉体である。フリーレンが「自由落下程度ならどんな高さでも無傷だった」と語るように、彼の肉体は常識外れの頑強さを誇る。高所から落下したにもかかわらず、いつもと変わらぬ様子で起き上がる姿には、仲間のハイターも「うわぁ… なんなのこいつ…」とドン引きしていた。
この特異な頑丈さは、弟子のシュタルクには直接は受け継がれていない。大魔族との激しい戦闘において、この肉体の強さが生命線となったことは間違いないだろう。もっとも、シュタルクも異常な回復力を持っているため、この師弟には何らかの共通した秘密があるのかもしれない。それとも、シュタルクやラーゼンが言う通り、戦士にとってはこれくらい普通なのだろうか。
さらに、握力も化け物クラスであり、ダイヤモンドを握りつぶせると豪語するほどである。人類では決して破れないとされる結界魔法を、ヒンメルとともに力づくで破壊しようとした場面もあった。
こうした常識外れの言動には、フリーレンですら「ここには化け物しかいないのか…」と呆れ返るほどだった。
■毒すらも効かない無敵体質
アイゼンは、毒が一切効かないという無敵体質まで持っている。なんと彼は、竜を昏倒させるほどの猛毒の矢を受けても倒れず、フリーレンいわく「ピンピンしていた」らしい。これにもハイターがドン引きしており、アイゼンの毒耐性の異様さがうかがえる。
フェルンは、アイゼンのこうした逸話を聞くたびに、「ドン引きしている時点でおかしいのはアイゼン様だと思います」と冷静に指摘し、フリーレンがアイゼン基準で戦士をとらえてしまう癖を止めているほどだ。
不死身にも思える強靭な肉体に、魔王軍の猛者と渡り合えるだけの戦闘力を誇るアイゼンは、魔王討伐の旅において必要不可欠な前衛だったことは疑いようもない。シュタルクも化け物じみた体の強さを持っているが、アイゼンに比べるとまだまだ……と感じてしまう。
ちなみに、毒に関してはアイゼンもラーゼンも「気合いで何とかなる」と語っており、ドワーフの体質が関係している可能性もありそうだ。
伝説的な強さを持つドワーフであり、シュタルクの偉大な師匠でもあるアイゼン。その規格外の肉体の強さは、数々のぶっ飛びエピソードによって証明されている。今後も、フリーレンの口からどのようなアイゼンの伝説が語られるのか楽しみだ。


