■魔改造されてガンダムらしさを喪失!?

 テレビアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場した「ガンダム・グシオン」は、その外見からはとてもガンダムタイプには見えない。緑色のカエルのような頭部と、巨大な装甲に包まれたずんぐりとしたボディを持つ。

 『鉄血のオルフェンズ』では「ガンダム・フレーム」と呼ばれる特殊フレームをベースに製造された72体を「ガンダム」と呼ぶ。もともとガンダムらしいスタイリッシュな外観だったとされるグシオンに超重装甲を施したことで、一見ガンダムには見えない鈍重そうなフォルムになったのである。

 劇中でグシオンは、高密度デブリ帯を縄張りとする宇宙海賊によって運用され、持ち前の重装甲で敵弾を弾きながら接近し、巨大なハンマーで敵を叩きつぶすという戦法を得意としていた。ほかにも包丁のような「グシオンチョッパー」や、鉄球が発射可能な「グシオンアックス」など、特徴的な武装を持つ。

 そんなグシオンは、主人公「三日月・オーガス」によって撃破された後、「鉄華団」に鹵獲され、「ガンダム・グシオンリベイク」へと改修される。

 重装甲を取っ払い、いかにも機動力がありそうなフォルムのグシオンリベイクへと大変身。むしろ、こちらの姿は魔改造前の本来のフォルムに近いとされ、取り外されたグシオンの背部装甲は、堅固なシールドとして再利用されている。


 ガンダムタイプの機体といえば、ヒロイックかつスタイリッシュなデザインの印象が強い。しかし、今回紹介したような重厚感あふれる太めのシルエットの機体を好むファンも少なからずいることだろう。

 ガンダム好きの皆さんがこよなく愛する「ぽっちゃり系の機体」といえば、どのようなMSの名が挙がるだろうか。

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