■ファッションからサプライズ演出にまで活用できる
使い方次第で多彩な活躍が期待できそうなのが、ヒソカ=モロウの「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」である。これはオーラであらゆる質感を再現する能力で、ヒソカは戦闘から日常生活まで幅広く活用していた。
能力自体はシンプルだが、実用性は抜群。たとえば、ニキビ跡やほくろ、シミなどをきれいに隠せるので、メイク時間を大幅に短縮できるはず。また、ヒソカが幻影旅団の蜘蛛のイレズミを偽装していたように、タトゥーやネイルアートといったファッションにも応用可能だ。気分に合わせてデザインを変え、不要になれば能力を解除するだけでよい手軽さが魅力である。
人間の皮膚の再現のほか、動物の皮膚、染料、繊維、さらには鉱物や金属に至るまで、千を超える質感を自在に再現できる。ただし、あくまで表面を覆うだけなので、触られるとすぐにバレてしまう。しかし、ヒソカのように巧みに使えば、その活用法は無限に広がるだろう。
本質が「相手をだます」能力なので、マジックやサプライズ演出などにも活用できるだろう。その一方、ヒソカが作中で見せたように書類偽造などの悪用も可能であり、使用法には十分気をつけたいところだ。
『HUNTER×HUNTER』には、戦闘向きの派手なものから今回紹介したようなあまり戦闘向きでないものまで、バリエーションに富んだ念能力が登場する。さらに、一見地味に思えた能力が使い方次第で超強力になるなど、念能力の強さよりも「どのように使うか」という発想に重きが置かれているのも本作の奥深さである。
自分ならどんな能力をどのように使うか、想像をめぐらせるだけでもワクワクしてしまう。あなたが使ってみたい念能力にはどんなものがあるだろうか。


