ビスケの「まじかるエステ」にノヴの「4次元マンション」も最高か…!? 『HUNTER×HUNTER』実生活で使いたい「便利すぎる念能力」の画像
HUNTER × HUNTER G・I 編 DVD-BOX (C)POT(冨樫義博)1998年-2011年 (C)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス

 冨樫義博氏による大人気漫画『HUNTER×HUNTER』の魅力といえば、想像をはるかに超える効果を生み出す「念能力」を駆使したバトルにある。使用者の発想力や才能、オーラの系統などによって、多種多様な使い方があるのも面白いところだろう。

 念能力は、強烈な攻撃や肉体強化など、戦闘でこそ輝くものばかりに思えるが、必ずしもそうではない。中には「実生活で使えたらいいな」と感じる便利な能力も存在する。そこで今回は、戦闘ではなく実生活で役立ちそうな念能力をいくつか紹介していこう。

 

※本記事には作品の内容を含みます。

■最高のエステで疲れ知らずに

 ビスケット=クルーガー(通称ビスケ)は、ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックの師匠の1人であり、二ツ星(ダブル)の称号を持つプロハンターだ。

 ビスケの面白いところは、念能力を直接戦闘で活かしていない点にある。オーラの操作技術や知識はトップクラスで、ハンター協会元会長アイザック=ネテロが創始した「心源流拳法」の師範でもあるため、肉弾戦でも抜きん出た強さを誇る。そのため、戦闘において特別な念能力を行使することはない。

 彼女の念能力は戦闘とは正反対の性質を持つ、その名も「魔法美容師(まじかるエステ)」である。オーラ由来の特別なローションを使い、エステティシャン・クッキィちゃんがマッサージを施してくれるという夢のような能力だ。

 若返り・美肌効果はもちろん、便秘・肩こり・冷え性といった健康上の悩みまで解決してくれるなど、高級エステ以上の効果が無料で受けられる。もちろん攻撃力は皆無で、キルアも「全く使えねーじゃねーかよ!!」と評したほど、戦闘手段としては役に立たない。その分、実生活においては最高の能力の1つといえるだろう。

 特に疲労回復効果は絶大で、「桃色吐息(ピアノマッサージ)」は、わずか30分で8時間睡眠に相当する効果をもたらす。多忙な現代人にとって、最も魅力的な能力ではないだろうか。

 これさえあれば、仕事や遊びに費やす時間を最大限確保できる。長時間働き、そして遊び、最高のリラクゼーションを受けてたったの30分で回復。まさに夢のような生活を実現する素晴らしい能力である。

 実際、ビスケのこの能力はサポートとしてはこれ以上ない効力を誇る。戦闘員を常にベストコンディションで保てるとなれば、ぜひとも味方に欲しい能力だろう。

■大荷物でも身軽に動ける!

 続いては、生活を一変する可能性を秘めた能力を2つ紹介しよう。1つ目は、キメラ=アント討伐隊に参加したハンターのノヴが使用する「4次元マンション(ハイドアンドシーク)」だ。これは、4階建て全21室(各部屋は完全に独立)というマンションのような念空間を駆使し、人や物体を転送する能力である。

 サポート能力としては作中でもトップクラスの性能を誇る上、使い方次第で戦闘でも活躍間違いなしの応用力のある能力だ。そして戦闘以外でも、“家賃不要のマンション”として非常に汎用性が高い。

 どれだけ荷物が増えても収納に困らず、異空間であるため防犯面も万全。もちろん、大勢の人を泊めることもできる。これだけでも実生活で極めて有用だが、その真価は“ワープ機能”にある。

 たとえば、任意の場所にオーラを使って印をつけ「入口」と「出口」を設定すると、物理的な距離を無視した移動が瞬時におこなえるのだ。自宅や職場、学校などよく行く場所に印をつけておけば、移動時間を完全に省略でき、通勤・通学ラッシュとは無縁の生活が送れるというわけだ。

 2つ目は、陰獣・梟の「不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)」。この能力は、「包んだものを小さくして持ち運べる風呂敷を具現化する」というシンプルな能力だ。しかし、その有用性から幻影旅団の団長・クロロ=ルシルフルに盗まれるほど。彼のような盗賊にとって、まさにうってつけの能力である。

 作中では、梟が巨大な金庫内の競売品をすべてポケットサイズに縮小して盗み出す場面が描かれた。

 この能力さえあれば、通勤・通学はもちろん、旅行もほとんど手ぶらで問題ない。車や自転車さえポケットサイズに収納できるため、移動の概念そのものを変える可能性を秘めている。これこそ実生活に役立つ実用的な能力の極致といえるだろう。

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