井上真央が「可愛すぎた実写化作品」 『花より男子』に『ゲゲゲの鬼太郎』、『ダーリンは外国人』も…冬ドラマ『再会』での好演も話題!の画像
『再会~Silent Truth~』(C)テレビ朝日

 現在放送中の『再会〜Silent Truth〜』での熱演が、大きな話題を呼んでいる井上真央さん。本作の鍵を握る重要な役どころもさることながら、39歳を迎えた現在も、決して失われることのない瑞々しい「可愛らしさ」には、誰もが思わず目を奪われてしまう。

 振り返れば井上さんは、これまで数多くの実写化作品において、世代を超えて愛され続ける魅力的なヒロイン像を幾度も築き上げてきた。子役時代から培われた確かな演技力と、キャラクターに命を吹き込む圧倒的な表現力。今回は、彼女の可愛らしい魅力が最大限に発揮された実写化作品を、改めて振り返ってみたい。

 

※本記事には各作品の内容を含みます

 

■日本中に旋風を巻き起こした最強ヒロイン『花より男子』牧野つくし

 井上さんのキャリアを語る上で、2005年放送のドラマ『花より男子』は絶対に欠かすことができない作品だろう。神尾葉子さんの伝説的少女漫画を原作とする本作において、彼女が演じた牧野つくし役は、まさに代名詞といえるハマり役であった。

 舞台は、超金持ちの名門高校・英徳学園。井上さん演じる貧乏少女・牧野つくしが、学園を牛耳る御曹司集団「F4」と衝突しながらも、持ち前の“雑草魂”で懸命に前を向いて生きる姿が描かれる。

 その過程で生まれる、道明寺司(松本潤さん)と花沢類(小栗旬さん)の間で揺れ動く繊細な恋心を、井上さんは等身大の芝居で瑞々しく表現した。彼女が本来備えている凛とした佇まいと、誰もが理屈抜きに「応援したい」と感じてしまう圧倒的なヒロイン力が、お茶の間の熱狂的な共感を集めたのである。

 さらに本作は、続編『花より男子2(リターンズ)』(2007年)、映画完結編『花より男子F(ファイナル)』(2008年)へと続き、日本中に旋風を巻き起こす一大ムーブメントとなった。

 シリーズを振り返り、井上さん自身も“濃密な日々でした。つくしと自分が一心同体になってきたように思えますし、つくしを通して自分自身成長した部分もあるので、一生忘れられない役柄になりました”と語っている。その言葉通り、牧野つくしという役は代表作という枠を超え、俳優・井上真央の揺るぎない原点となった。

■人間界と妖怪界を繋いだヒロイン『ゲゲゲの鬼太郎』三浦実花

 王道ラブストーリーとはまた一味違う、彼女の柔軟な演技力が光ったのが2007年公開の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎』だ。水木しげるさんの国民的漫画を実写化した本作で、井上さんは映画版オリジナルヒロインである女子高生・三浦実花を演じた。

 物語の鍵を握るのは、千年分の妖怪の怨念が宿るとされる「妖怪石」。その不思議な力に飲み込まれ、石を盗み出してしまった父・晴彦。これをきっかけに、実花は弟・健太とともに妖怪たちの激しい抗争に巻き込まれていく。

 ウエンツ瑛士さん演じる鬼太郎の存在に戸惑いながらも、次第に心を通わせていく実花の姿は、浮世離れした妖怪界と現実の人間界を繋ぐ重要な役割を果たしていた。

 大泉洋さんのねずみ男や田中麗奈さんの猫娘など、個性の強い妖怪キャラクターが並ぶ中、井上さんは「本当は妖怪役がやりたかった」と茶目っ気たっぷりに語っていた。しかし、彼女の自然体の演技こそが、浮世離れした鬼太郎ファミリーの魅力をより引き立てたように感じる。

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