【2026冬アニメ】「第1話から強いインパクト」視聴者をクギヅケにした3作品 「映画みたい…」「尊すぎる」の画像
テレビアニメ『正反対な君と僕』(公式Xより)©阿賀沢紅茶/集英社・「正反対な君と僕」製作委員会

 2026年冬アニメがスタートし、今期も続編や話題作が数多く並ぶ中で、放送開始直後から強い印象を残した新作アニメが注目を集めている。

 初回放送は作品の方向性やクオリティを知ることができる重要な回だが、映像表現で圧倒する作品、キャラクターの関係性で一気に引き込む作品など、第1話で視聴者の心をしっかりとつかんだ作品が続々と登場している。

 そこで本稿では、第1話の時点で視聴者に強い印象を残し、SNSでも大きな反響を呼んだ2026年冬アニメ3作品をピックアップ。その魅力を振り返っていく。

※本記事は各作品の内容を含みます

■静謐かつ残酷な異色デスゲーム!『死亡遊戯で飯を食う。』

 まずは、ダークサバイバル作品『死亡遊戯で飯を食う。』。「このライトノベルがすごい!2024」新作部門にて第1位を獲得した鵜飼有志さんによる同名ライトノベルを原作とした話題作だ。

 主人公は、デスゲームの賞金で生計を立てる17歳の少女・幽鬼(ユウキ)。美少女達が集う殺人ゲームに身を置き、前人未到の「デスゲーム99連勝」を目指すという異色のストーリーである。

 まず第1話で視聴者の心を掴んだのは、強い印象を残した映像の美麗さだ。本作監督の上野壮大さんは『義妹生活』など人間関係の機微を巧みに描く演出で知られる人物であり、本作でもデスゲームにおける極限状態の日常を静かに、そして残酷に表現している。

 映像はシネマスコープサイズ(横長画面)で制作され、血なまぐさい惨劇の瞬間を過度に演出するのではなく、まるでその場にカメラが居合わせて記録しているかのような淡々とした描写も特徴的だ。

 SNS上でも「映画みたい……」「美術館かよ」といった声が上がり、異質ながら美麗な映像演出は視聴者に大きな衝撃を与えた。

 第1話では主人公の幽鬼含め6人の少女がゴーストハウスに挑み、その結末までが描かれた。少女たちの体に施された「防腐処理」というキーワードや、部屋に響く耳をつんざくような断末魔、利他的な行動の果てに非情な決断を下す主人公の姿など、独自の世界観とキャラクターたちの魅力が満載の初回放送となった。

 今後の展開を通し、幽鬼がなぜ“死亡遊戯”を稼業とするに至ったのか、その背景に迫っていく物語にも期待したい。

■「尊すぎる…」真逆の二人が紡ぐ青春ラブコメ!『正反対な君と僕』

 続いては、爽やか学園ラブコメディ『正反対な君と僕』。原作は少年ジャンプ+で連載された阿賀沢紅茶さんによる漫画で、「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2024」男性部門賞、「第4回マガデミー賞」など数々の漫画賞に輝いた実績を持つ人気作。満を持してのテレビアニメ化に、放送前から期待度の高かった作品だ。

 いつも元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう女子高校生の鈴木と、物静かだけれど自分の意見をしっかり言える男子高校生・谷の二人が主人公となる本作。性格も趣味も何もかも正反対な二人が交流を深め、お互いを尊重し合いながら少しずつ理解を深めていく姿を描く青春ストーリーである。

 第1話では鈴木と谷が出会い、最後には谷への告白を成し遂げ、交際がスタート。いわゆる“両片思い”の展開がない物語だ。

 原作連載時には、「なんだこれ尊すぎる」「二人に幸あれ」という声が多く挙がっていたが、アニメ放送時もその反応は変わらず。「まじでほんとに可愛い尊い」「二人が動いてるー!」と、二人の恋路に魅了される視聴者が続出中だ。

 そのほか、主人公を囲むクラスメイトたちにも好評が集まっており、鈴木の恋心を尊重し、背中を押す周りの姿に「みんないい奴すぎる」「誰も悪者がいなくて全員かわいい」と、周りのキャラクターの魅力も存分に発揮された第1話。原作漫画が持つ細やかな心理描写やユーモアもしっかりと再現され、ファミリー層でも見やすい「日5枠」ということで、今後より、新規視聴者が増えていくことが予想される。

 すべてが正反対な二人の男女が、どんな恋をして、どのような成長を遂げていくのか。誰もが胸キュンする青春群像劇として、今季注目の一作だ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3