■愛と性に真正面から斬り込む刺激作『聖ラブサバイバーズ』
1月7日深夜からは、テレビ東京系で『聖ラブサバイバーズ』がスタートする。原作は、2020年から2023年までマンガアプリ『Palcy』で連載されていたひうらさとるさんの同名漫画だ。ひうらさんは、『ホタルノヒカリ』や『西園寺さんは家事をしない』など、数々の人気ドラマの原作者として知られている。
主人公は、大好きなバンドマン・王子和弘と結婚するという夢のような現実を手に入れた相澤ハル。しかし、幸せの絶頂にいた彼女を待っていたのは、和弘からの「肉体関係はなし」という衝撃の言葉だった。
本作は、前途多難な結婚生活が始まったハルと同じく結婚や性の悩みを抱える友人たちの視点から、刺激的なテーマに切り込んでいく大人向けラブコメディである。
物語の中心となる相澤ハルを演じるのは、人気急上昇中の石井杏奈さん。そして、彼女の推しであり夫となる和弘役には上田竜也さんが抜擢された。石井さんの愛らしさはもちろん、上田さんが放つクールな魅力にも注目したい。
また、本作は性を扱うセンシティブな作品でもある。実写でどこまで踏み込んで描かれるのかも、大きな見どころの一つだろう。
■薬物を巡る狂気の裏社会を描くクライムサスペンス『マトリと狂犬ー路地裏の男たち』
最後は、『マトリと狂犬ー路地裏の男たち』を紹介する。本作は『カバチタレ!』や『極悪がんぼ』など、法律問題や裏社会を鋭く描いてきた田島隆さん(原作)とマサシさん(漫画)による同名漫画を実写化した作品で、原作は『ヤングチャンピオン』にて2020年から現在も連載中である。
本作は、薬物を巡って巻き起こる事件とそれを追う警察の策略や狂気というダークなテーマを描いた手に汗握るクライムサスペンス。
物語の軸となるのは、なにわ男子の西畑大吾さん演じる梅沢恭之介だ。俳優から薬物の売人に転落していた彼はある日、麻薬に異常な執念を燃やす“マトリの狂犬”こと麻薬取締官・黒崎徹(細田善彦さん)に捕まり、スパイになれと命じられる。
ところがその直後、黒崎と対立する薬物銃器対策課の警部補・葛城彰斗(向井理さん)にも拘束され、警察のスパイになることを迫られてしまう。かくして恭之介は、引いても進んでも地獄の過酷な世界へと足を踏み入れていく。
本作で監督を務めるのは、芸人と映画監督の顔を持つ品川ヒロシさん。緊張感あふれる駆け引きやアクションに加え、原作の過激な描写を実写でどこまで再現するのかも大きな見どころとなっている。そして、連続ドラマ初主演となる西畑さんが難役に挑む姿にも注目したい。
原作ファンにとっては、物語の重さやキャラクター造形が実写でどこまで再現されるのかも気になるところ。俳優陣の熱演と演出が漫画の世界観をどう体現していくのか、放送を楽しみに待ちたい。


