「原作も読みたい…」2026冬ドラマ「人気漫画が原作」の注目作をチェック 『未来のムスコ』に『終のひと』、『聖ラブサバイバーズ』も…の画像
『未来のムスコ』ドラマ公式Xより

 近年、毎クールといっても過言ではないほど漫画原作のドラマが制作されている。2025年10月からの秋ドラマでは、谷口菜津子さん原作のTBS系ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』が人気を集め、TVerのTBS歴代ランキングを更新するほどの大ヒットを記録した。

 2026年1月クールの冬ドラマでも、漫画原作作品がずらりと並ぶ。「どれを観よう?」「放送前に原作を読んでおくべき?」と考えている人もいるのではないだろうか。

 今回は、2026年の冬ドラマから漫画原作ドラマの注目作をピックアップ。各作品の魅力や見どころを紐解いていこう。

■志田未来さんがシングルマザーに挑戦『未来のムスコ』

 『じゃあつく』に続くTBS系火曜22時枠では、1月13日より『未来のムスコ』が放送される。原作は、2022年から2025年にかけて『ヤンジャン+』で連載された阿相クミコさん(原作)と黒麦はぢめさん(作画)による同名漫画だ。

 志田未来さん演じる汐川未来は、定職・彼氏・貯金無し、おまけに彼氏いない歴10年の28歳。アルバイトをしながら役者という夢を追う日々を送っていたある日、雷鳴とともに息子を名乗る少年・颯太が現われる。

 彼は、夫婦関係が悪いパパの“まーくん”と未来を仲直りさせるため、2036年から来たという。突拍子もない話に困惑しつつ、未来は彼と不思議な同居生活に突入。さらには3人のまーくん候補も登場し、二人は父親探しをしながら絆を深めていく。

 志田未来さんが母親役を演じるのは『14歳の母』以来、実に20年ぶり。大人になった志田さんがどんな母親姿を見せてくれるのかが、大きな注目ポイントだ。

 タイムスリップ×家族愛×ラブストーリーという新感覚の設定で読者の心を掴んできた物語だけに、笑って泣けて観終わったあとに心が温かくなる、そんな火曜22時らしいドラマになることだろう。

■女性がぶつかる婚活の理想と現実『婚活バトルフィールド37』

 婚活あるあるやシビアな現実、さらには婚活のアドバイスをテンポよく描き、SNSでも「面白い」とたびたびバズっていた『婚活バトルフィールド37』も待望の実写化。テレビ東京系にて1月9日深夜からスタートする同ドラマの原作は、『くらげバンチ』で2021年から2025年にかけて連載された猪熊ことりさんの漫画である。

 主人公は、大手派遣会社に務める37歳の崖っぷちOL・赤木ユカ。ドラマでは加藤ローサさんが演じることとなった。

 彼氏とも別れ、気づけば30代後半になっていたユカは婚活を始めることに。しかし、恋愛は簡単でも結婚となるとうまくいかず、活動歴8年という同僚の青島智恵子(3時のヒロイン・福田麻貴さん)とともに、婚活という壮絶な戦場に足を踏み入れていく。

 自己評価が高すぎるユカを、変わらぬ美しさを誇る加藤さんがどれくらい振り切って演じてくれるかのか楽しみな本作。そして、メガネ&おかっぱという原作の青島のビジュアルをほぼそのまま落とし込んだ福田さんの再現率の高さとクセ強キャラの表現にも注目したい。

■人生の終わりに寄り添う葬儀屋さんの物語『終のひと』

  1月13日には、TBS系深夜のドラマストリーム枠で『終のひと』がスタートする。原作は、2020年から2022年にかけて『漫画アクション』で連載された清水俊さんの作品だ。

 物語の舞台は葬儀業界。ある日、仕事三昧の日々を送っていた梵孝太郎のもとに母の訃報が飛び込んでくる。孝太郎はショックを受けるが、悲しみに浸る間もなく現実的な葬儀の話が押し寄せてきた。

 何をすればいいのかわからない孝太郎は、偶然知り合った破天荒な葬儀屋社長・嗣江宗助を頼ることに。その中で宗助の葬儀への想いに触れると、勤めていた会社を辞め、彼のもとで新たな一歩を踏み出す。

 彼らの視点を通し、作中では費用やしきたり、現場で起こるトラブルなどの葬儀にまつわる事柄を伝えながら、死と向き合う人々の姿が描かれていく。

 今回の実写化では、梵孝太郎を西山潤さん、嗣江宗助を柿澤勇人さんが演じる。柿澤さんは劇団四季出身の実力派で、本作は記念すべきドラマ初主演作。原作の宗助に寄せて髪を染めるなど外見から役作りに取り組んでおり、ぶっきらぼうながらも死に真摯に向き合う葬儀屋社長という役を、舞台仕込みの表現力で魅せてくれる。

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