■ゲームから飛び出して現実世界にまで登場? 「ガンダム高機動型」
ガンダムを題材にしたPlayStation2用ソフト『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』(バンダイ)には、「ガンダム高機動型(型式番号はRX-78-2)」という、ガンダムの機動性を極限まで追求した宇宙戦用の強化形態が登場している。
G-3ガンダムやフルアーマーガンダムの技術が転用され、機動力だけでなく、火力や防御性能も向上しているという。背部や脚部に特徴的なブースターが追加され、腕部にはフルアーマーガンダムと同様の固定式2連装ビーム・ライフルが装備されている。
このガンダム高機動型が登場したのは2002年発売のゲームだが、2020年に現実世界で開催された「動く実物大ガンダム」を目玉にしたイベント「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」にて、まさかの実物が展示された。
このイベントでの実物大ガンダムの型式番号は「RX-78F00」で、RX-78ガンダムを復元したというコンセプト。その復元データの中にガンダム高機動型も含まれ、ガンプラとして現代に復活したという興味深い経緯がある。
今回は「RX-78 ガンダム」の強化形態の中でも、とくにゲームやコミックなどのオリジナル設定ゆえにマイナーなバリエーション機を振り返ってみた。もちろん人気機体であるガンダムには、これ以外にもさまざまな派生機が存在するが、皆さんがいちばん好きなガンダムのバリエーションは何だろうか。


