■IQの低さを競う!? 『SARU BOX』
ゲームクリエイター・宮澤卓宏氏が出展していたのが、『SARU BOX』という個性的なゲーム。用意された透明の箱の中にはバナナのおもちゃが入っており、箱の穴に手を突っ込んでバナナを取ろうとする猿のような動きを再現するゲームだ。
モニターに表示された角度にバナナを調節しながら、箱から取り出す動作を素早く行うことが求められる。その猿のような動作を的確に行うほど、ゲーム中に表示されるIQの値は下がっていく仕様になっている。
箱に入ったバナナを、ガシャガシャ取り出す動きをするのは案外クセになる。友だち同士で遊んで、IQの低さを競うのも盛り上がるに違いない。ゲームというより、アミューズメントパークなどにある体感型アトラクションのようにも感じられた。
■見た目はアレだが超爽快!『ウンコテクニカ』
最後に紹介したいのは、ゲームクリエイター・うどんぱ氏が出展していた『ウンコテクニカ』のデモ版。ゲームジャンルは「スタイリッシュウンコアクション」とのことで、その展示を見た瞬間に座ってしまった(座席に)。
昭和レトロのビデオゲームを思わせるネオン色のドットグラフィックが特徴で、自動走行するウンコをジャンプさせながら、ゴールとなる便器に導くアクションゲームだ。
操作はジャンプのみというシンプルさ。しかしステージ数はかなり豊富で、スイッチやトゲのついた壁、崩れる足場などのギミックもバリエーションに富んでいる。
それにステージ中に配置された「UNコイン(ウンコイン)」を集めることで、自機となるウンコをカスタマイズするガチャを回すこともできるという。
奇抜なタイトルのインパクトが強烈だが、同作は間違いなく何度も遊びたくなる“スルメゲー”。特にパズル系アクションが好きな人にとってはたまらないゲーム性である。
なにより『ウンコテクニカ』というド直球なタイトルに、在りし日の少年心がくすぐられてしまった人にこそ一度プレイしてみてほしい。
この土日に東京ゲームショウを訪れるゲーム好きは、ぜひインディーゲームのブースも訪れてみてほしい。また今回試遊したゲームの中には、Steamなどでデモ版や体験版がプレイできるものもある。幕張メッセまで行けない人は、こちらをチェックしてみてはいかがだろうか。












