初コスプレは30年前!?49歳現役コスプレイヤー・鷹村アオイが“妖艶ボスキャラ”再現!の画像
鷹村アオイさん(撮影・だい坊)

 ゲームにアニメに漫画など、好きなキャラクターになりきるコスプレの世界。8月16日と17日に有明・東京ビッグサイトで行われた同人即売会「コミックマーケット106(以下、C106)」でもコスプレ参加者が多数来場し、屋上展示場コスプレエリアや、約3年ぶりに復活した庭園で賑わいを見せた。

 会場には19歳から始め、49歳の現在までコスプレを続ける、歴30年だというコスプレイヤー・鷹村アオイさんも参加。スマートフォン向けゲーム『無期迷途』に登場するゾーヤのコスプレを披露し、来場者の注目を集めていた。普段は新潟でイメージコンサルタントをしている鷹村さんを直撃し、コスプレを始めたきかっけやデビュー当時からの変化などについて聞いてみた。

 

――ゾーヤのコスプレをしようと思った理由から教えてください。

鷹村さん 一目惚れです。軍団のボスでかっこよくて。2年前に出たばかりのゲームですが、この2年間はほぼ毎日ログインして楽しんでいます。

――コスプレのポイントはどこでしょう。

鷹村さん タトゥーです。イラストレーターというソフトを使って自分で書いて、プリントアウトして貼っています。プリントアウトするたびに毎回5000円かかるので、一番お金がかかっている部分でもありますね。

――コスプレデビューは19歳のときだったそうですが、何をきっかけに始められたんですか?

鷹村さん もともと同人誌を書いていて、そのときに売り子としてコスプレをしたらわかりやすいんじゃないかなと思ったことがきっかけです。初コスプレは『新世紀エヴァンゲリオン』の赤木リツコでした。

――来年の2月で50歳を迎えられます。約30年間コスプレを続けられた秘訣をお聞かせください。

鷹村さん 妊娠や出産でコスプレから遠ざかっていた時期もありましたけど、続けてこられたのは楽しんでやっているからだと思います。そこに山があるから登るのと同じで、楽しいから続けられるという感じです。

――デビュー当時と今ではかなりの変化があるのではないでしょうか。

鷹村さん 昔は、みんなでわいわいコスプレするっていうイメージでしたが、今は個々のクオリティがどんどん高くなっているので、すごいなって思います。加工アプリもなかったので、撮ったものがそのまま出る時代でした。いい時代になったなと思います。

――ちなみに、コミケに来るのはどれくらいぶりなんですか?

鷹村さん 2年ぶりです。仲よくさせてもらっているファンの方やコスプレイヤーさんに会えて、本当にお祭りだなって思います。

――普段は新潟でイメージコンサルタントをしているそうですが、なぜこの職業を選ばれたんですか?

鷹村さん コスプレもそうなんですけど、イメージコンサルタントも人を変身させる職業。変身してもらって「私すごくきれい!」って喜んでる姿を見るのがすごく楽しいんです。それで「あなたにはあなたの魅力がある」ってことをこの職業で伝えたいと思ったんです。

――すてきなお話をありがとうございました。最後に、コスプレを始めたばかりの方々にメッセージをお願いします。

鷹村さん 自分の好きなキャラを、自分の可能性を信じてやってください!

■鷹村アオイさん公式X
https://x.com/aoi_takamura
■「コミックマーケット106」公式サイト
https://www.comiket.co.jp

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