
数万円から数十万円の値段がつくこともある「レトロゲーム」の世界。そんなソフトがズラリと揃う『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長にして、自身も大のゲームコレクターである大竹剛氏が、毎回1本のソフトを語るこの連載。今回、ショーケースに並ぶソフトの中から取り上げるのは——?
■スーパーファミコンにマウスをつないで遊ぶお絵かきソフト

ハードオフ大竹店長の「レトロゲームちょっといい話」第13回
『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長、大竹剛です。『ニンテンドースイッチ2』が発表された時、コントローラーがマウスのように操作できるというので、『マリオペイント』が出るんじゃないかと期待していたのですが、やはり出ましたね!
「Nintendo Switch Online」加入者向けサービスの『スーパーファミコンNintendo Classics』で遊べるソフトとして、先日追加されました。
『マリオペイント』というのは、1992年に任天堂から発売されたスーパーファミコン用のお絵かきソフト。スーパーファミコンにつないで使う専用マウスや、マウスパッドとセットで販売されていました。あの硬いマウスパッド、嫌いじゃなかったです(笑)。
当店で現在扱っている品は、説明書が欠品した状態で8800円(税込)となっています。付属品が収められた大きな化粧箱が立派なのですが、なぜか中古市場での評価はあまり高くないんですよね。ツール系、コンストラクション系のソフトであることがネックなのかもしれません。