「号泣した」「もし3巻があったら…」 Xトレンド1位 アニメ『タコピーの原罪』最終回が大反響! 関係者の「感謝コメント」も話題にの画像
TVアニメ『タコピーの原罪』キービジュアル ©タイザン5/集英社・「タコピーの原罪」製作委員会

 アニメ『タコピーの原罪』が、2025年8月2日をもってついに最終回を迎えた。

 同作は2021年12月から2022年3月にかけて『 少年ジャンプ+』にて連載されていたタイザン5氏の同名漫画を原作としたアニメ。宇宙からやってきた生物タコピーが、地球の少女、久世しずかの笑顔を取り戻すために奮闘する物語で、家庭内暴力やいじめといった過酷な現実を描く陰鬱な空気感と、各話で登場するインパクトのあるセリフや演出から、アニメも第1話配信時から大きな話題を集めていた。

 そして、最終回が配信されるとXでは「#タコピー」がトレンド1位にランクイン。物語の予想外なフィナーレに、多くの視聴者が胸を打たれる結果となった。

※本記事は作品の内容を含みます。

■Xトレンド1位の『タコピーの原罪』公式の計らいに「神すぎる」の声

 最終回第6話のタイトルは「2016年のきみたちへ」。父と母を失った雲母坂まりな、まりなが恋をした小学生時代のクラスメイトである東直樹、そして、過去いじめを受けたまりなへの復讐を果たした久世しずかとの因縁と、記憶をすべて取り戻したタコピー。「久世しずかを殺さなきゃ」そうつぶやくタコピーだったが、出会い頭でパンを分けてくれたしずかが本当に忌むべき存在なのか、わからなくなってしまう。

 その後、奇行を繰り返すしずかを笑顔にするべく、タコピーは一度しか使えなくなってしまった「ハッピーカメラ」を取り出す。そして「一緒にいられて幸せだったっピ!」としずかに伝え、タコピーは姿を消す。次のシーンでは、タコピーと出会うときの時間までさかのぼるが、そこにはタコピーの姿はなかった。そして、序盤でも描かれたしずかとまりなの日常が続くと思われたが……。

 1話から漂っていた重い空気感からは考えられないような結末に、Xでは「敬遠してる人はアニメ最終回だけでも見たほうが良い」「めっちゃ号泣した」「やっぱタコピー鬼つええわ」など、感動の声が続出し、記事執筆時点でのポスト数は7万5000件にも及んだ。

 また、配信終了後に『タコピーの原罪』アニメ公式Xは、左右に広がった秘密道具「仲直りリボン」の真ん中で「ありがとう、バイバイ」と涙を流すタコピーのビジュアルを公開。原作漫画の上下巻の表紙は、泣きながらリボンを絡ませるしずかとまりながのイラストが使用されており、今回のXのタコピーのイラストをはさむことで、2人の仲をタコピーが取り持つ構図になる。

 これにはファンも「泣くよ? 号泣したばかりなのに?」「アニメで一枚絵が完成すんの神すぎる」「3巻があったらこういう表紙になってたのかな……」と、公式の計らいとも取れる画像に歓喜と感動の声が上がった。

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