
1988年から1989年にかけて放送された伝説のアニメ『鎧伝サムライトルーパー』シリーズの続編『鎧真伝サムライトルーパー』が2026年1月に放送となる。
38年ぶりに新作が作られることで大きな話題を集めた同作の、「超特報映像リメイク版」が公開。主人公・凱以外の4人のサムライトルーパーのシルエット画像と、声優陣のイニシャルが初公開となった。
■新たなサムライトルーパーの姿と声が明らかに
主人公・凱役に、映画『リメンバー・ミー』で主人公のミゲル役を演じ注目を集めた石橋陽さんが起用されることが発表されていたが、8月5日に解禁された超特報映像リメイク版では、主人公・凱だけでなく、他のサムライトルーパーたちの武装シーンがシルエットで追加された。凱の「灼熱」に続き、「水簾」「荒野」「蒼穹」「閃光」という4名のサムライトルーパーが登場し、鎧を身にまとった勇姿が垣間見える内容となっている。
映像では「人間は醜い生きものだな」という不気味なセリフや、主人公たちの力強い叫び声も公開。あわせて残る4人について「水簾(すいれん)/キャスト:A.M.」「荒野(こうや)/キャスト:S.T.」「蒼穹(そうきゅう)/キャスト:J.E.」「閃光(せんこう)/キャスト:K.K.」とイニシャルだけが発表され、誰が声優を務めるのか、想像がかき立てられるところ。
6月11日に行われたアニバーサリー上映会での新作発表時には、XトレンドとYahooトレンドで1位を獲得するなど、大きな注目を集めたが、実際のキャラがそろうことでますます期待感が高まりそうだ。
■豪華スタッフ陣で贈る2026年1月放送の新作
『鎧真伝サムライトルーパー』は2026年1月から放送開始予定。監督は『銀魂』や『おそ松さん』で知られる藤田陽一氏、シリーズ構成・脚本は『仮面ライダービルド』や映画『クローズ ZERO』などを手掛けた武藤将吾氏が務める。
メインキャラクターデザインは『ラブライブ!』シリーズなどの室田雄平氏、ヨロイギアデザイン原案は初代『鎧伝サムライトルーパー』の鎧デザインを担当した岡本英郎氏が担当するなど、豪華スタッフが集結している。
新作のストーリーは、人間界を恐怖に陥れた妖邪界の封印が解け、そこに数多の妖邪兵が侵攻を開始するという始まり。人類の危機に、若き5人のサムライたち「サムライトルーパー」が集結するというものだ。
1988年から1989年にかけて放送された初代『鎧伝サムライトルーパー』は、「鎧擬亜(よろいギア)」を持つ5人の少年が、妖邪帝王・阿羅醐が率いる「妖邪」の軍勢と戦うストーリーで、放送から約40年が経過した現在も根強い人気を誇る。新作は現在の新宿を舞台に、完全オリジナルストーリーで展開される。
アニメーション制作は、『ガンダム』シリーズや『ラブライブ!』シリーズなど数々の名作を生み出してきた株式会社バンダイナムコフィルムワークスのアニメーション制作スタジオ「SUNRISE Studios」が担当。2027年には自社オリジナル第1号作品『無敵超人ザンボット3』の放送から50年を迎えるという歴史あるスタジオだ。
『鎧真伝サムライトルーパー』の公式YouTubeチャンネルでは超特報映像リメイク版が公開中。主人公・凱役の石橋陽彩に続き、新たなサムライヒーローを誰が演じるのか……今後の続報にも期待が高まる。