
今や渋谷スクランブル交差点とならび、東京の新アイコニックスポットである新宿・歌舞伎町の新宿東宝ビルにある「ゴジラヘッド」。12時から20時の間に1時間ごとに咆哮するド迫力のゴジラを見上げ、訪れる観光客がスマートフォンをかかげて記念撮影する姿はすっかりおなじみの光景となっている。

そのゴジラヘッドがそびえる東宝ビルにある「ホテルグレイスリー新宿」では、10年前から特別仕様の「ゴジラルーム」が人気を博してきた。そしてこの夏、その進化系ともいえる新コンセプトルーム「ゴジラvsキングギドラルーム」が誕生。1991年公開の映画『ゴジラvsキングギドラ』をテーマにしたファン垂涎の空間が、いよいよ7月1日より宿泊可能となった。
今回は、一般公開に先駆けて行われたメディア向けの内覧会の模様を、ゴジラ大好きな筆者がレポートしたい。
ホテルグレイスリー新宿は、東宝の映画館やレストランなどが入る新宿東宝ビルの8階から30階部分に広がるホテル。今や新宿の新名所であり、歌舞伎町のシンボルとも言える建物だ。
エレベーターで8階に上がると、まず『ゴジラvsモスラ』の大ジオラマが出迎えてくれる。さらにホテルフロントへと向かう廊下の壁には歴代の映画『ゴジラ』シリーズのポスタービジュアルがズラリと展示されている。
ゴジラファンなら、ここだけで足が止まってなかなか前に進めない。さらにレセプション付近には精巧なゴジラフィギュアの展示や、ゴジラグッズの販売スポットもあり、思わず財布の紐もゆるくなってしまう。


8階の「グレイスリーラウンジ」は、宿泊者や訪問者が立ち寄れるカフェ&ラウンジとなっており、リアルな造形のゴジラチョコとモスラクッキーが乗ったパンケーキ「ゴジラvsモスラ パンケーキ島の決戦」(単品3300円)など、多数のゴジラメニューが用意されており、写真映えも抜群。7月1日からは、「アート和パフェ(キングギドラVer.)」(2420円)、「プリントアートラテ(キングギドラVer.)」(1870円)という『ゴジラvsキングギドラ』にちなんだ2商品がラインナップに加わった。

このグレイスリーラウンジの横にはテラスがあり、いつもは下から見上げてるゴジラヘッドが間近に見ることができる。この日は残念ながらテラスに出ることはできなかったが、ラウンジの窓越しでの鑑賞ではあったものの近くで見るゴジラはかなりデカく、その圧倒的な後ろ姿に惚れ惚れしてしまった。
