ミホーク&ペローナ、スモーカー&ヒナ… 仲良すぎ!?『ONE PIECE』“その後”が気になる男女ペアの画像
DVD「ONE PIECE Log Collection“LABORATORY”」(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 尾田栄一郎氏による『ONE PIECE』は、主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちが繰り広げる海洋冒険ロマンで、”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を目指す冒険がメインだ。

 それゆえに恋愛要素は薄めで、男女の仲について深堀りされることはあまり多くない。しかし、多くのキャラクターが登場する分、恋愛に発展してもおかしくなさそうな男女ペアは複数存在する。

 そこで今回は、作中に登場する「その後」が気になる仲良し男女ペアを紹介しよう。

 

※本記事には作品の内容を含みます 

■世界最強の剣士とゴースト娘ペア!ミホーク&ペローナ

 まず海賊の世界からは、”鷹の目”こと「世界最強の剣士」ジュラキュール・ミホークと、元王下七武海のゲッコー・モリアが率いるスリラーバーク海賊団の幹部・ペローナのペアを紹介しよう。

 もともと、この2人にこれといった接点はなかった。ミホークは個人で船を使って世界を渡り歩き、ペローナはモリアの幹部としてスリラーバークに住んでいたのだ。普通であれば、両者が交わることは無かっただろう。

 だが、スリラーバークにバーソロミュー・くまが現れ、ペローナをミホークの拠点であるシッケアール王国跡地へ飛ばしたことから関わりが始まる。シャボンディ諸島から同じくくまに飛ばされたロロノア・ゾロ、そして拠点へ帰還したミホークとともに、奇妙な同棲が始まったのだ。

 しかも、修行を終えたゾロが旅立つのを見送った後も、ペローナが王国跡地に戻ってミホークやヒューマンドリルらとともに農耕生活を送る姿が826話の扉絵で描かれている。

 一応は自由の身であるペローナがゾロを送り出した後、ミホークがいるシッケアール王国跡地へわざわざ戻ったのは、当地のジメジメした気候を気に入っているだけではなかったのかもしれない。

 その後、ペローナは新聞でモリアが襲撃事件を起こしたと知り、城を飛び出すことに。「何度メシ作ってやったと思ってんだ」「おれの方が多く作った」などと口論になりつつも、最後にミホークから「気をつけていけ」と気遣われて涙ながらに感謝を述べていた。

 その後ミホークはクロスギルドの本拠地であるカライ・バリ島、ペローナはモリア救出のためハチノスへ向かうなど、お互い新世界に身を置いているため、またどこかで鉢合わせることもあるかもしれない。

■海軍の同期同士も関係アリ!?スモーカー&ヒナ

 海賊と対立する海軍の中にも、関係が気になるペアが存在する。2年前は大佐、現在はG-5支部基地長を務める中将”白猟のスモーカー”と、同じく2年前は大佐、現在は少将の”黒檻のヒナ”である。

 この2人は、海軍における同期という間柄なのが大きい。入隊当時はヒナが優等生で上官からの評価も高かった反面、スモーカーは素行が悪い問題児だったようで、海軍をクビになりかけたこともあったとか。

 そんな時にヒナが彼をかばい、窮地を救ったこともあったようだ。いくら同期とはいえ、素行が悪い相手をわざわざ助けていたのは、単なる同期以上の何かがあったのだろうかとつい考えてしまう。

 現状、2人が恋愛関係に発展するような描写は見られないが、ヒナが初登場したアラバスタ編では、彼女がスモーカーに協力し人工降雨船を発見するなど力を合わせるシーンがあった。

 また、単行本第60巻収録の586話の扉絵では、2人が私服姿で夜の街を練り歩いており、ハシゴ酒をするヒナに振り回され気味のスモーカーという珍しい絵が見られる。恋愛感情はないにしても、単なる同期よりは親密な関係にありそうだ。

 2年前は2人そろって大佐だったが、2年後にはスモーカーが中将、ヒナは少将と昇進している。階級的にはスモーカーの方が上ではあるものの、映画『ONE PIECE STAMPEDE』ではアイコンタクトでやり取りをするなど、階級関係なく信頼し合っている様子も見られる。

 また、スモーカーと言えば自身を煙に変化させられる「モクモクの実」の煙人間で、いつも葉巻を加えているチェーンスモーカーだ。しかも、常に2本も葉巻をくわえている。

 ヒナもスモーカーほどではないが愛煙家の一面があり、登場する時は大体煙草をくわえている。いつから煙草を吸っているかは不明だが、もしかしたらスモーカーに影響されたのだろうか?

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