
2025年で40回目を迎える「サンリオキャラクター大賞」が開催中だ。今年の投票期間は4月10日から5月25日までとなっており、4月15日に発表された初回速報では1位「ポムポムプリン」、2位「シナモロール」、3位「ポチャッコ」という順位になっている。
2024年の結果は1位「シナモロール」、2位「ポチャッコ」、3位「クロミ」だったため、昨年ベスト3入りを逃した「ポムポムプリン」がこのまま逃げ切る形で1位となるのか、はたまたここから新しいキャラクターがトップ争いに食い込むのか注目が集まっている。
■ポムポムプリンはゴールデンレトリバー、シナモロールは?
サンリオファンなら見逃せない年に一度のビッグイベントだが、そもそもサンリオキャラクターの設定の中には、実はあまり公には知られていない設定も多い。そこで、ファンですら「知らなかった」という設定を振り返り、ここでキャラクター大賞のエントリーキャラへの理解度をさらに高めておきたい。
まずは、先ほども話題にあがった「ポムポムプリン」。1996年に誕生し、キャラクター大賞でも上位常連の人気キャラだが、「プリン」という名前や、発売されているグッズの中には頭にさくらんぼを乗せたビジュアルのものも多いため、プリンとイヌを掛け合わせた架空の動物がモチーフかと思っている人も多いだろう。しかし実はゴールデンレトリバーという犬種がしっかり設定されている。
ぽってりとした体はゴールデンレトリバーとは似ても似つかないように感じるが、好きな言葉は「おでかけ」、嫌いな言葉は「おるすばん」、趣味が「靴集め」と、意外と犬らしさ全開なのが印象的だ。
しかし逆に、同じくイヌキャラとして知られる「シナモロール」の「シナモン」は、実際の犬種が設定されておらず、空のお母さんと太陽のお父さんから生まれた「ふわもこ雲族」の子犬だ。このことは公式Xで明かされている。