「マチュはニュータイプじゃないの!?」 『SDガンダム ジージェネレーションエターナル』に登場した「ジークアクス」&「マチュ」の性能から見えてきたものとはの画像
スマートフォン用アプリ『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』(バンダイナムコエンターテインメント) (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

 4月16日に配信開始となったスマートフォン用アプリ『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』(バンダイナムコエンターテインメント)。

 『ジージェネ』シリーズといえば、数々の『ガンダム』作品のストーリーを追体験できるだけでなく、モビルスーツ(MS)とパイロットを自由に組み替えて自分だけの部隊を編成できるシミュレーションゲーム。1998年に第1作目が発売されて以降、多くのガンダムファンに愛されてきた人気シリーズだ。

 その最新作となる『ジージェネレーション エターナル』では、「初心者ミッション」をこなしていくと、現在絶賛放送中のテレビアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』から、MS「ジークアクス」とパイロットの「マチュ(アマテ・ユズリハ)」が入手可能となっている。

 現在第3話まで放送されているテレビアニメは、いまだ劇場先行版で描かれた内容の域を出ておらず、ジークアクスやマチュに関する詳細の多くは謎に包まれたままである。

 そこで今回は『ジージェネ』最新作を実際にプレイしてみて、ジークアクスやマチュがそれぞれどのような設定になっているのか、ゲーム内で現在確認可能なステータス面などから紐解いていきたいと思う。

※本記事は作品の内容を含みます。 

■アニメ第1話における性能を忠実に再現!

 MSの「ジークアクス」のほうから見ていこう。まず機体表記は「GQuuuuuuX(オメガ・サイコミュ起動時)」となっており、所持武装は「トメノスケ・ヒート・ホーク」のみという点から、このジークアクスはアニメ第1話冒頭でエグザベ・オリベ少尉が動かしたときの仕様ではなく、1話後半で「マチュが動かして武装を拾ったときのジークアクス」ということが分かる。

 初心者ミッションをこなせば、誰でも入手可能なジークアクスのレアリティは上から2番目の「SSR」。それにしては、とにかく攻撃力が高いのが特徴だ。

 現在ガチャで入手可能な最高レアリティのUR「ガンダムEX」の性能と比較してみると、シンプルに攻撃力の数値だけなら、低レアリティのジークアクスのほうが数値が高い(SSR「ジークアクス」攻撃力11819、UR「ガンダムEX」攻撃力9072 ※どちらもLV100時)ことが確認できる。

 移動力や機動力、さらにいえば総合戦闘力の数値もジークアクスのほうが勝っており、ガンダムEXより強いと断言はできないが、ジークアクスのポテンシャルの高さは十分察することができる。

 より細かな点でいえば、ジークアクスのユニット情報画面には「突破力」というタグがつけられており、第1話後半で窮地を脱したシーンを表しているようでニヤリとさせられる。

 実際にジークアクスで戦闘を行ってみると、オメガ・サイコミュを起動して立ち上がる様子から、回転して軍警ザクに接近し、頭部に攻撃を加えたシーンの動作が再現されていた。

SDサイズで描写されるオメガ・サイコミュ起動シーンもかっこいい 『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』(バンダイナムコエンターテインメント)ゲーム画像

 このように、今回配布されたジークアクスはステータス面や戦闘描写から見ても、「第1話後半のジークアクス」をピンポイントに再現した機体であるという印象を受ける。

 また『ジージェネ』シリーズには、特定の行動をとるとパイロットのテンションが変動し、武装の威力が上昇する「テンションシステム」がある。過去の『ジージェネ』作品では、『機動戦士ガンダムUC』のユニコーンガンダムはテンションの上昇により、「デストロイモード」にその姿を変化させるという演出があった。

 今回配布されたジークアクスは、常時オメガ・サイコミュを起動した状態で使用可能となっているが、今後のアップデートでガチャ限定のUR「ジークアクス」などが実装されたら、同様の特別な演出が追加される可能性も考えられる。

 テンションの上昇によってオメガ・サイコミュを起動させ、姿を変えるという演出が加わったら、プレイヤーのテンションもより上がりそうだ。

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