■忘れられた英雄キュロス
ドレスローザの戦いで、重要な役割を果たしたキュロス。彼はレベッカの父親にして、コリーダコロシアムの「最強の剣闘士」だった。しかし、ホビホビの実の力によっておもちゃの兵隊に姿を変えられ、その存在すらも人々の記憶から消えてしまった。
かつてはドレスローザ王国のリク王軍軍隊長を務めた人物で、片足を無くしてしまっているが、その強さは健在。七武海であるドンキホーテ・ドフラミンゴのファミリー幹部のバッファローを一蹴し、最高幹部のディアマンテをも倒すほどの実力を見せている。
キュロスは特別な血統でもなければ、悪魔の実の能力者でもない。しかし、その実力は相当高く、コビーが一目見て「わ…この人強いぞ」と驚いたほどである。
アニメではゾロが「いずれは、あんたと手合わせしてみたいもんだ」と話すなど、キュロスの強さはゾロから見てもかなり高いようだ。「名うての剣豪にそう言われるとは……光栄だよ」と返す姿からは、謙虚さもある戦士としての一面をのぞかせた。
コリーダコロシアム３０００戦全勝という経歴は伊達ではなく、七武海の海賊団の幹部程度では相手にならない強さのキュロス。麦わらの一味に恩がある者として再び戦いの舞台に登場するのが楽しみだ。
ウィーブル、ビスタ、キュロスと、今回紹介した人物はファンからも注目が集まっている者だらけだ。世界の強者たちが認めた意外な実力者の存在は、今後の戦いにも関わってくる可能性が高い。
彼らの強さやその正体、経歴などさまざまなことに注目してみると、本作をさらに楽しめるだろう。
ツイート
シェア
LINEで送る
