
数多くの強者が登場する『ONE PIECE』。麦わらの一味は四皇の一角となり、その実力は世界屈指のものに成長した。
本作に登場する多くのキャラクターの中には、いまだに実力が分からない者たちも存在している。戦闘シーンがあまり多くないにもかかわらず、作中での描写から強いことだけは察することができる、恐ろしいキャラたちもいるのだ。その中から、世界の強者たちが認めた「意外な実力者」を3人紹介しよう。
※本記事には作品の内容を含みます
■白ひげの息子?エドワード・ウィーブル
王下七武海の一角として突如登場したエドワード・ウィーブルは、「白ひげの息子」を自称する謎多き人物だ。見た目は大柄で太り気味の男だが、4億8000万ベリーの賞金がついていたほどの実力者である。時期的にはマリンフォード頂上戦争の後、ジンベエとモリア、黒ひげの穴を埋めるために新たな七武海として選出されたと考えられる。
ウィーブルは白ひげと同じように大薙刀を武器として使用しており、その強さは黄猿をして「奴は海賊として… 圧倒的に強い...!!!」と言わしめたほどだ。現在は七武海制度撤廃によって海賊に戻り、白ひげの故郷スフィンクスを訪問。その際に海軍と交戦し、ラーテル大佐を一撃で沈めるほどの強さを見せたものの、大将・緑牛により拘束されている。
突如として現れたウィーブルの正体はほとんど分かっていない。ただ、彼の母親を名乗る「ミス・バッキン」ことバッキンガム・ステューシーと白ひげは、かつて伝説の海賊団・ロックス海賊団にともに所属していた。それを踏まえれば、白ひげとまったく関係がないわけではないと思われる。
そして、ミス・バッキンが自称・科学者であるために、ウィーブルには「白ひげのクローン説」や「MADSの実験体説」という噂がささやかれている。分かっているのはその実力が“強さだけなら若い頃の白ひげの様だ”と黄猿が言及するほどであることと、原作者・尾田栄一郎氏によって「“イケメン出しますよ!”って予告されていたキャラ」であるということ。
ウィーブルが今後どんな“かっこいい”活躍を見せてくれるのか気になるところだ。
■ミホークも認める花剣のビスタ
世界最強の海賊として長年君臨し続けた白ひげ率いる白ひげ海賊団。その各隊長たちは、世界に名を轟かせる強者たちだ。
マルコ、ジョズ、エース……といった隊長たちの中に、二刀流で戦う剣士がいる。それが、5番隊隊長の花剣のビスタである。白ひげ海賊団では古株と見られ、ワノ国を訪れた時にも若い頃のビスタと思われる人物が描かれている。
ビスタは、マリンフォードでは世界最強の剣士「鷹の目」ミホークと剣を交えた。その際の会話は多くのファンが記憶しているはずだ。ルフィをエースのもとへ向かわせるため、ミホークの前に立ちはだかったビスタを、なんとミホークは認知していた。
おまけに「おれを知ってんのかい」とビスタが聞くと、「知らん方がおかしかろう…………」と返している。ザコの名前や顔を覚えないことで知られるミホークをして、知らないわけがないほどの存在らしい。実際、その実力は確かなもので、戦争終結までミホークや赤犬を相手に戦い続けている。
ミホークの七武海制度撤廃後の懸賞金が35億9000万であると考えると、ビスタは四皇幹部としても最高峰の実力を持っていたと推測できる。二刀流の剣術を使い、マルコとともに赤犬を覇気で攻撃して「うっとうしいのォ…………!!! 覇気使いか…」と言わせて、その進撃を止めていた。
最終的に「勝負は預けよう――ビスタ」とミホーク側から戦いをやめているため、ミホークでも戦いを続ければ深手を負うと判断した可能性もある。いまだにビスタの強さは未知数の部分も多いため、いつか白ひげ海賊団の残党たちの活躍も描いてほしいと願ってしまう。