活動21年目の梶裕貴、学生時代にハマった伝説的アニメと登場人物「何やら怪しく、でも美しく、ものすごい秘密を持っていそう」の画像
梶裕貴 ©朗読劇「君の膵臓をたべたい」2025製作委員会

進撃の巨人』のエレン・イェーガーや、『ハイキュー!!』の孤爪研磨など、日本だけにとどまらず、世界中にファンがいる役を演じてきた梶裕貴さん。自身の声優20周年記念した音声AIプロジェクト『そよぎフラクタル』をスタートさせるなど、活動の幅を広げている梶さん自身がハマったアニメ&推しキャラ、また今後の展望を語っていただきました。

――梶さんがこれまでの人生で一番にハマった、というアニメ作品はなんですか?

梶裕貴(以下、梶) 『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年放送開始)ですね。リアルタイムで見ていた世代ではないのですが、高校生の頃に再放送やレンタルビデオなどで見ていました。

――宗教や神、人間の実存といった、これまでのロボットアニメにはなかった長大なテーマを描き、社会現象にもなった作品です。

 アニメとして純粋に魅力的ですし、そこに描かれている人間の醜さや弱さといったものが、当時の自分の年齢には、ものすごく刺さって。物語としての面白さとは別に、「世界観やメカニックの造形がかっこいいな」とか「音楽もキャラクターも素敵だな」とか、ハマった要素は色々あります。

あとは、シンジ役の緒方(恵美)さんや、カヲル役の石田(彰)さんといった、大先輩方のお芝居から受けた影響は大きいと思います。その演技から受けた衝撃が、間違いなく、今の声優としての自分のベースになっていると思うので、本当にあらゆる意味で、人生を変えてくれた作品と言えますね。

――ちなみに、梶さんの「推しキャラ」は?

 (渚)カヲルくんです。エヴァンゲリオンのパイロットの一人なのですが、途中から現れて、敵か味方か分からない…という謎のキャラクター。「何やら怪しく、でも美しく、ものすごい秘密を持っていそう」というミステリアスな雰囲気は、きっと多くの方の心を惹きつけたことかと思います。

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