声優・木島隆一「一二三くんというキャラクターを通すことで堂々と愛を届けることができる」映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』伊弉冉 一二三を演じた7年間の画像
麻天狼 ©ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie

 音楽原作キャラクターラッププロジェクト“ヒプノシスマイク”が映画『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』となりついに大きな花火を打ち上げる! CDから始まり、コミック、ゲームアプリ、舞台、アニメと展開してきた、男性声優18人がキャラクターに扮してラップで戦う「ラップバトルプロジェクト」がついに映画化。しかも、劇場映画としては日本“初”となる観客参加型「インタラクティブ映画」としていよいよ全国公開の日を迎える。

 映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の公開にあたりインタビューを実施。シンジュク・ディビジョン“麻天狼”(まてんろう)のメンバー、伊弉冉 一二三(いざなみ ひふみ)を演じる木島隆一に7年にわたる『ヒプノシスマイク』プロジェクトとの歩みを語っていただいた。【第1回/全4回】

――『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』(下記、『ヒプノシスマイク』)は2017年からプロジェクトが始動し、コミカライズ、ゲームアプリ化、舞台化、テレビアニメ化、そして映画化にまでたどり着きました。数々の伝説を創ってきた『ヒプノシスマイク』プロジェクトですが、木島さんはこのプロジェクトにどんな刺激や楽しさを感じていますか?

木島:ライブをやるたびに「音楽の偉大さ」を感じるんですよね。

 僕が最初に『ヒプノシスマイク』のライブに参加したのは、「2nd LIVE@シナガワ《韻踏闘技大會》」だったのですが、男性も女性も会場にぎゅうぎゅうになっていて。楽屋にいても会場の熱気を感じるくらいで、ステージに上がるともっと熱かった。“ラップってすごいんだな”と本当に肌でひしひしと感じることができました。

 2nd LIVEからあっという間に約7年経ったんですけど、最初はCDから始まり、ライブやいろいろな番組で我々がパフォーマンスをすることになり、アニメ、そして映画まで、本当にいろんなことを経験させてもらいました。

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