■アニメへの登場が待ち遠しい魔族女子たち
テレビアニメには未登場ながら、映像化を心待ちにしているファンが多い魔族女子はまだまだいる。
たとえば無名の大魔族である「ソリテール」。特筆する肩書は持たないものの、アウラと同じ七崩賢のメンバーであり、最強と謳われる「黄金卿のマハト」とは旧知の仲。しかも魔王から直々に「収斂進化（しゅうれんしんか）」という言葉を教わるなど、かなり近い立場にいた存在だ。
遭遇した人間を皆殺しにしているという物騒な理由によって、人類にはその存在がほぼ知られていないが、そんなソリテールの見た目は、小ぶりな角の生えた美少女だ。常に笑顔を浮かべてはいるものの、その目は一切笑っていないところに怖さを感じる。全力のフリーレンと大差ない実力を持つとされる彼女のアニメでの活躍にも期待したいところだ。
続いて「終極の聖女トート」もアニメでの出番が楽しみな大魔族だ。アウラらと同様に現代まで生き残った大魔族のひとりながら、その能力はいまだ未知数である。
褐色の肌に短めの髪をおさげにした髪型はとてもキュート。これまた「刺さる人にはしっかり刺さりそう」なビジュアルをしている。
魔族の中でも協調性に乏しいようで、「魔族のためとか、どうでもいいんだよね」などと語っており、まだ戦闘描写がなかったり本人も得意でないと口にしていたりと、逆に不気味さを際立たせている存在だ。こちらも物語の重要な鍵を握る存在になりそうで、アニメ化された際の描写が楽しみな大魔族だ。
『葬送のフリーレン』の作中において、魔族は人間とは決して相容れない存在とされているが、実は人間味あふれる性格をしていたりする。またアウラやリーニエのように、映像化されたことでさらに人気に火がつくパターンもあるので、続編シリーズが始まった際の魔族女子たちの活躍にも注目したい。
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