荒川静香に本田真凜、安藤美姫も…圧巻の再現度に驚愕！フィギュア女子選手たちが見せた「漫画・アニメキャラのコスプレ集」

　氷上を華麗に滑りながら、鮮やかな演技の数々で観る者を魅了するフィギュアスケート。その高い技術力と芸術性から、凄まじい人気を誇るスポーツ種目だ。演技はもちろんのこと、プログラムにあわせて選手たちが着こなす色とりどりで華やかな衣装も見どころの一つである。

　先日もプロフィギュアスケーターの本田真凜さんが出演したアイスショーにて、人気漫画作品『【推しの子】』のコスプレを披露し、その可愛さ、完成度の高さから大きな話題を呼んだ。

　本田さん同様、可憐かつ意外なコスプレ姿を披露したフィギュア選手たちを見ていこう。

※本記事には各作品の内容を含みます

■再現度だけでなく細かいこだわりどころも必見【日本選手編】

　２００６年のトリノオリンピックに出場し、アジア選手では初めての金メダルを獲得したことから“東洋の女神”と称えられた荒川静香さん。

　荒川さんは２０２３年１０月、ハロウィーンの仮装としてディズニー・ヴィランズの一人であるマレフィセントのコスプレをＩｎｓｔａｇｒａｍで披露した。

　マレフィセント特有の大きな角と漆黒のドレス、荒川さんの白く透き通った肌、口元のリップが見事なコントラストとして映えており、ファンから絶賛の声が殺到した。

　荒川さんはこのコスプレ姿のまま、華麗な滑りも披露。マレフィセントが持つ魔性の美しさや色気を、見事に氷上へと降臨してみせた。

　また、２０２１年１０月。スポーツキャスター、タレントなど幅広い活躍を見せるプロフィギュアスケーター・浅田舞さんは、バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』の企画のなかで『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の主人公である自動手記人形・ヴァイオレットのコスプレを披露している。

　その完成度は圧巻で、美しい金髪ときめ細かな肌、鮮やかな青い衣装に身を包んだ可憐な姿で視聴者を驚かせた。

　実は本作のファンだったという浅田さん。ヴァイオレットの“美しい自動手記人形”という設定を重視し「陶器のような肌とドールらしい目にこだわりました」と明かしていた。　

　意外なコスプレ姿を披露したフィギュアスケーターは、なにも日本人選手のみに限らない。実は、海外の選手たちもさまざまなキャラクターに扮し、ファンを驚かせている。

　たとえば、平昌オリンピックにて金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワさんは、２０１８年８月、スマートフォン用ゲーム『マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝』のＣＭ内で主人公・鹿目まどかのコスプレに挑戦している。

　ピンク色のドレスを身に纏ったザギトワさん。衣装の可愛らしさと彼女の凛とした可憐さが見事に融合されている。暗闇のなか、スポットライトの明かりに照らされながら氷上を舞うその姿はどこか幻想的で、原作が持つ少しダークかつシリアスな魅力を絶妙に表現していた。

　また、ロシア代表のフィギュアスケーター、エフゲニア・メドベージェワさんは、２０２１年６月、自身のＩｎｓｔａｇｒａｍでスタジオジブリ作品『ハウルの動く城』のヒロイン・ソフィーのコスプレを披露。

　美しい容姿を見事に活かしたコスプレ、そして歌手であるクリスチャン・コストフさん演じるハウルとのツーショットは、まさに原作そのままの世界観でただただ美しい。

　彼女たちの美貌と、日本が誇るアニメキャラクターたちの容姿が見事にマッチしたコスプレ姿は一見の価値ありだ。