『クレヨンしんちゃん』野原一家に『おじゃる丸』も話題に!意外な成長にビックリ!?国民的アニメキャラが「オトナに変身」した貴重場面の画像
(C)犬丸りん・NHK・NEP

 2024年12月3日、第一三共ヘルスケアの「プロペト ピュアベール」の公式Xアカウントが、アニメ『クレヨンしんちゃん』の主人公・野原しんのすけと妹のひまわりが大人になった未来の野原家のビジュアルを公開した。

 これは「プロペト ピュアベール」と『クレヨンしんちゃん』がコラボしたもので、しんのすけは後ろを向いており顔はよく見えないが、ひまわりはみさえ似の美人に成長。そのみさえ本人は丸々とふくよかになっており、ひろしは頭頂部が寂しくなり、しんのすけの祖父そっくりになっている。愛犬のシロには、子どもがいる様子。

 公式Xで、「大切な時間を抱きしめる親の気持ちを『未来の野原家』の姿を通じて描いています」というコメントとともに公開されたビジュアルは、現在と未来の姿を対比させたかのように同じポーズ・構図で撮られた写真のような広告だった。

 2010年に公開された『映画クレヨンしんちゃん 超時空! 嵐を呼ぶオラの花嫁』でも野原家の未来の姿は登場していたが、このどことなくノスタルジーを感じさせる広告はSNS上で話題に。何気ない家族の時間を大切にしようとあらためて感じた人も多かったようだ。

■セクシーになった「おじゃる丸」

 漫画やアニメでは、主人公たちが大きく成長していく作品がむしろ少ない部類で、長寿作品では数十年にわたって、主人公たちが同じ容姿で描かれるもの。

 しかし、中には子どもだった主人公たちの「その後」がさまざまな形で描かれることがあり、ファンを驚かせてきた例も少なくない。今回は彼らのレアな大人ver.の姿を見ていこう。

 まずは、1998年から続くアニメ『おじゃる丸』。ヘイアンチョウからタイムスリップしてやってきた5歳児の「やんごとなき雅なお子様」のおじゃる丸だが、過去には作中で意外にもセクシーな眼差しが特徴的な、大人姿の「おじゃる17」になったことがある。

 2016年に初めて登場した際、おじゃる丸は中性的ではかなげないでたちの雅な美男子に成長しており、人気声優の小野賢章さんが大人になった彼の声を務めた。子どもの頃からおっとりした口調で雅さ漂うおじゃる丸だが、大人になるとそれがよりセクシーに……さぞ平安女子にモテモテになるだろう姿になっている。また、2022年には番組25周年を記念して放送された新作スペシャル「ヘイアンチョウ鬼神決戦」にも「おじゃる17」が約6年ぶりに登場し、5歳の自分とともに戦うという胸熱展開が見られた。

 1992年からアニメ放送され、社会現象にもなった『美少女戦士セーラームーン』のセーラー戦士たちは、漫画『美少女戦士セーラームーン新装版 ショートストーリーズ』2巻に収録の番外編「ぱられるせぇらぁむ~ん」の中で、大人の姿が描かれている。

 タイトルの通り、セーラームーンたちの未来の姿がパラレルワールドというかたちで描かれており、主人公の月野うさぎは大人になり普通の主婦になっている。友人でもあるセーラー戦士のメンバーも全員結婚して子どもがいる。しかも全員婿養子をとっており、自由なカカア天下ライフを満喫しているようだ。

 彼女らのちょっとリッチで所帯染みた生活に現実味があるのかないのかはイマイチわからないが、大人になってもみんな仲良しなようで、ファンとしては安心した。

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