12月4日、増田こうすけ氏による漫画『ギャグマンガ日和』の連載25周年記念し、同作を原作とした新作アニメが2025年4月から放送開始することが発表された。
同作はこれまで2005年から2010年の間に4期にわたってアニメ化がされており、新アニメ『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和GO』は15年ぶりのアニメ5期となる。今回は大地丙太郎監督をはじめ、制作スタジオ、キャストが再集結することがあらかじめ発表されており、2024年12月に千葉・幕張メッセで行われた「ジャンプフェスタ 2025」でもアニメ化を記念したスペシャルステージが開催されるなど、お祭りモードだ。
それにしても、15年という沈黙を破った突然の発表には驚いた人も多いだろう。近年のアニメでは、今回の『ギャグマンガ日和』のように10年以上の沈黙を破って「続編」が作られるケースがたびたび話題を集めている。
たとえば、久保帯人氏による漫画を原作としたアニメ『BLEACH』もそうだ。アニメは2004年から2012年までオリジナルシリーズを挟みながら、原作漫画の「死神代行篇」から「死神代行消失篇」の内容が放送されており、ここでいったんの完結を見せていた。
しかし、2021年に行われた「ジャンプフェスタ2022」で突然、2022年10月から原作漫画の最終章「千年血戦篇」が分割4クールで『BLEACH 千年血戦篇』としてアニメ化されることが発表された。現在アニメは第3クールまで放送されており、いよいよ真の完結も近い。原作の内容をアニメで最後まで描いてくれることは、ファンにとってはたまらなく嬉しいことではないだろうか。
また2024年1月に公開された映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』も『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の直接的な続編である。テレビアニメではなく映画ではあるが、2005年から19年ぶりの新作だ。
テレビアニメに限らない形でも、まだまだ「推し」の新規ストーリーやボイスを堪能できる可能性はあるのだとさまざまなジャンルのファンが希望を持った出来事でもあったことだろう。