人気コスプレイヤー・火将ロシエル「憧れの制服×サバゲーコスプレ」で冬コミケ参加「一生着られるように美を保ちたい」

　１２月２９日、３０日の２日間、有明・東京ビッグサイトで同人即売会「コミックマーケット１０５（以下、C１０５）」が開催。各日１５万人の来場があり、合計来場者数は３０万人となった。コミケの風物詩ともなっているコスプレ参加者も多く、２日目の会場では、２０２４年に『踊る！さんま御殿!!』（日本テレビ系）に出演するなど幅広い活躍をした人気コスプレイヤーの火将ロシエルさんもオリジナルの制服衣装で登場。

　コミックマーケットへの参加は８年目だという彼女に、Ｃ１０５に参加した感想やコスプレのポイント、これまでの活動の中で最も大変だったことなどについて聞いてみた。

――Ｃ１０５に参加した感想を教えてください。

火将さん　本当に年々人が増えてきています。今回は初参加のお客さんもいっぱいいて、ブースにたどり着くまでに「すごく迷いました」って方が多かったです。でも、みなさんにすごく楽しんでもらえていて、私もうれしいです。コミケでしか会えない人もいっぱいいるので、やっぱりコミケがないと年が越せないなと思います。今年の冬も寒いですが、みんなの熱い気持ちでめっちゃホットになっています！

――今回は例年とは違い、大晦日が日程から外れましたが、どのように過ごされる予定ですか？

火将さん　コミケは疲れちゃうので、次の日はずっと寝ていますね。寝正月って言葉がありますけど、前日から寝正月しちゃってます。今回は寝年末になると思います。コスプレをしている時は何も疲れを感じないんですけど、いざ家で私服になった途端、どっと疲れがくるんですよね。幸せ疲れみたいな。だから本当に気持ちよく眠れるんです。

――今回のコスプレはオリジナル衣装とのことですが、ポイントはありますか？

火将さん　１年前からサバゲーにハマっていて、好きなゲーム『メタルギアソリッド』の主人公・スネークが持っている武器を使って撮影したくて。それに、２０２５年は巳年なので、スネークといい縁だなと思って決めました。制服に関しては、小中と学校に行ってなくて“幼卒”でやらせてもらっているので、制服にずっと憧れを持っていて（笑）。そこで「制服×戦う女の子」を結びつけて、自分の大好きなものを詰め込んだ写真集にしてみました。

――憧れの制服に袖を通した心境はいかがですか？

火将さん　青春というものを味わったことはないんですけど、制服は「青春だな」っていう気持ちになれる不思議なアイテムですね。常に若々しくいられるアイテムでもあるので、一生着られるように美を保ちつつ、かつコスプレでいろいろなキャラクターになりきれるようにと思います。

――コスプレは日々の身体作り、衣装の準備やメイクなど非常に大変だと思います。これまでの活動で最も大変だったことを教えてください。

火将さん　夏に冬服、冬に夏服。でも鳥肌を立たせないっていうのはすごく大変でした。「寒くないぞ」っていう自己暗示をかけて、鳥肌をおさめる謎の技を手に入れました（笑）。こういった大変なこともありますが、それも含めて楽しいが上回っていますね。だから、どんなに大変でも辛くても、楽しいからできています。

――これからの活躍も楽しみです！

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