「難易度MAX」柿の種ジグソーパズルも話題に!亀田製菓に「ぶっとびすぎ?」ネタアイテム連発の“種”を聞いてみた!!の画像
愛があればできる 柿の種ジグソーパズル (C) KAMEDA SEIKA CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 亀田製菓のお菓子「亀田の柿の種」をモチーフとした“難しすぎる”「ジグソーパズル」が話題を集めています。

 10月10日は柿の種を「1」に、ピーナッツを「0」に見立て「亀田の柿の種の日」に制定されており、同社ではそれを記念してオリジナルグッズが当たる「柿の種愛キャンペーン!」を実施。ピーナッツ型の枕がついた柿の種型をした寝袋や、柿の種の袋そのままの見た目をしたサコッシュやレジャーシートといったプレゼントがある中、大きな話題となったのが、柿の種が全面に散らばったかのような、300ピースの「ジグソーパズル」です。

 完成図を見る限り、ピーナッツはチラホラと混じっているのみ……。おそらく、ほとんどのピースは柿の種柄で、ツヤや並ぶ角度を見本と比べて探していくしかなさそうな鬼レベルの難しさ。組み立てるためには相当の根気が必要とされる、まさに「柿の種愛」を試されるようなパズルです!

 これが9月に発表されてすぐにSNSで話題となり、「絶対鬼ムズ!!!」「難易度高すぎるっ!」「見るからに地獄絵図」「完成させる自信がない」といった声が上がりました。

 亀田製菓では今年7月にも「亀田のカレーせん」「ソフトサラダ」「ぽたぽた焼」といった同社の13商品の写真をそのままに使った「亀田のおせんべい神経衰弱 カードゲーム」を発売しており、ユニークなアイデアの発信が話題をさらっています。

 従来のイメージにとらわれない、こうした企画はどのような意図で生まれたものなのか、亀田製菓に直接話を聞いてみました。

■「この人絶対柿の種好きだろ!」と分かるアイテムに

 話を聞かせてくれたのは、「柿の種愛あふれるグッズ」の企画を担当した亀田製菓マーケティング戦略部亀田の柿の種担当の橘田奈津美さん。いずれのプレゼントも「ギョッ!」としてしまうようなデザインのアイテムばかりですが、どういった経緯で作られたんですか?

「今回は、“柿の種愛”をテーマにプレゼントを考えたのですが、いわゆる愛=ハートのようなイメージではなく、“愛がある人しか持ちたくない”ぐらいのアイテムにしようと企画出しをしました。

 寝袋は、寝るときまで心も体も柿の種になりきりたい人をイメージして、枕をピーナッツ型にしたり、収納袋を6パックの袋のデザインにしたりと細部までこだわってます。当たった人が周りから見られたときに『この人絶対柿の種好きだろ!』って思われるようなものにしたかったんです」(橘田さん/以下同)

 たしかに「寝袋」も「サコッシュ」も、使っている人を見かけたら「この人絶対柿の種好きだろ!」と言いたくなりそうなインパクトがあります。話題となった「ジグソーパズル」も柿の種好きじゃないと耐えられなさそうな難易度の高さを感じますが、画像を見ると作る側にも大変な苦労がありそう……。

「そうですね! 完成までに色校正を何度もチェックをしたんですが、柿の種を見すぎてどこの部分を見ているのか分からなくなっちゃったぐらいです。修正指示を出すときも口頭では絶対に無理で、『この右上にある柿の種の何番目の柿の種を……』という具合で(笑)。

 でも、机の上に置いていた制作途中のプレゼントを見て、『なんだなんだ』と他の社員がわっと集まってきたのも今回が初めての経験で、社内でも大好評でした。リアルさにはとことんこだわっていて、柿の種とピーナッツの割合も、実際の柿の種と同じ7:3(重量比)で配置しているんです。その分、難易度が高くなってしまっているのですが、ぜひ挑戦してほしいです!」

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