テレビアニメ『美少女戦士セーラームーン』のセーラージュピター／木野まこと役で知られる声優・篠原恵美さんが９月８日に６１歳で亡くなったことが、１０日に所属事務所である８１プロデュースにより伝えられた。
ＳＮＳを中心にファンから悲しみの声が上がる中、１２日に漫画『ＨＵＮＴＥＲ×ＨＵＮＴＥＲ』の作者・冨樫義博さんが自身のＸを更新。原稿用紙に描かれた制服姿の木野まことのイラストを投稿し、反響が上がった。
篠原さんの訃報に、関係者からもコメントが発表されており、１０日には『セーラームーン』公式Ｘが「篠原恵美様は１９９２年より放送された『美少女戦士をセーラームーン』、その後１９９７年まで続いたアニメシリーズおいて、気品と温かみのある力強い演技で魅力あふれた木野まこと/セーラージュピターを演じていただきました。作品において唯一無二の存在であり、これまでのご貢献とご功績へ感謝を表しますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と感謝を伝えた。
そんな中、同作の原作者である武内直子さんの夫でもある冨樫さんは、コメントはつづらず、どことなく微笑んで見える木野まことのイラストを投稿。ファンからは「ま、まこちゃん！！！！」「これは…セーラージュピター!? 篠原さん……」「まこちゃん… 先生、ありがとうございます！！！」「泣いちゃう」「クロロの『オレ達から貴方への鎮魂歌です』がイメージされました。御冥福をお祈りいたします」「めちゃくちゃ可愛いです…！ 描いてくださって嬉しいです」といったリプライが寄せられいた。
また、普段のタッチと異なることから、中には「ん？ 絵が 奥さんの絵」「奥様が描いたのですか？」「やっぱり奥様が生み出したキャラクターだけに、いつも冨樫先生の描く絵のタッチと違う……！」という声もあった。
１１日にはセーラームーン／月野うさぎ役の三石琴乃さんがＸで「篠さん 篠さん もう 篠さん…っ」とコメント。セーラーウラヌス役の緒方恵美さんは「篠原恵美と緒方恵美。名前の漢字が同じだから読み間違いされるよねって笑いながら、いろんなことを教えて下さった セーラームーン、レイアース …そして当たり前のように思ってました。いつかｃｃさくら続編でまた会えるって。優しい笑顔と声がずっと巡ってる。信じられないですよ、篠さん…」とつづった。
多くのファンに愛された篠原さんの訃報に、悲しみの声が広がっている。
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